直接言えない焼鳥な幼馴染達 紅羽視点
誠一からの手紙 紅羽視点
紅羽へ
いつも傍にいてくれてありがとう。
手紙を書くのが初めてなので、どう書いたらいいかわからないけど、自分なりに気持ちをここにかきます。
いつも紅羽の明るくて表情豊かな君とこうして恋人としてクリスマスを過ごせる事、とても嬉しいです。
紅羽と過ごす時間は僕にとって最高の宝物です。
これから先もずっと僕と一緒に居てくれると嬉しいです。
誠一より
読み終わると、思わず笑みがこぼれる。
嬉しいなんてもんじゃない。
言葉で伝えるのとは違い、文字で伝える事が新鮮味もあり心が温かくなる。
そうして二枚目を読む。
二枚目
追記、プレゼントなんだけど一生懸命考えてもわからないから今度でいいから一緒に買いに行かないか?
今欲しい物をプレゼントしたいからさ、今度お願いできるかな?
「ふふっ、考える事、同じだね」
思わず笑みがこぼれてしまう
考えがここまで同じだと、彼も同じことを考えてたんだなっと嬉しくなってくる。
自分と同じく考えて迷ってくれていた事に嬉しさを感じるのだ。
こんな事なら最初から見栄を張らずに一緒に買いに誘えばよかった。
「だな」
クスっと私が笑うと、彼は苦笑いを浮かべてこっちを見ていた。
あぁ、今日は来てよかったなって思う。
「今度、一緒に買いにいこっか」
「そうだな」
なんでだろう、誠一の方を見ると胸がドキドキする。
胸の高鳴りというか、彼の事が酷く愛おしく感じるのだ。
彼と見つめ合っていると、誠一は私に顔を近づけてくるので目を閉じる。
そうして彼の息づかいが聞こえると、唇に何かが当たる。
この感覚はあの時の誠一とキスをした感覚だ。
どれだけの時間が経っただろう。
彼の唇が私の唇から離れると、「あっ……」と声が漏れる。
私は恥ずかしくなり、彼の胸に顔を埋め抱きしめる。
彼の方も私の抱きしめに答えるように彼も私をぎゅっと抱きしめてくる。
そうしてどのくらい時間が経ったのかわからない。
心が温かく、いつまでもこうしたいなと思ってしまう。
私の心は満たされていく。
そうして満足した私は彼から離れると、彼の目をまっすぐ見つめる。
これだけは伝えておきたかったのだ。
「誠一、これからも一緒に居てね」
この先も、出来るならずっと彼の傍にいたいなと私は思った。
どうも皆さま、おはようございますからこんばんわ
本日のお話はいかがでしたでしょうか?
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