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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
205/229

持つ者と持たざる者

「どっちがいいの?」


 今、どうでもいい論争に巻き込まれていた。

 僕が美優ちゃんにお願いされOKを出し、紅羽からロリコンといわれたことから始まった。

 美優ちゃんはロリコン認定に自分はロリじゃないと激怒し、そこから胸の大きさの論争が始まったのだ。

 そして僕に巨乳派と貧乳派のどっちかと飛び火してきた。

 

「どっちとかそういうのは……」

「小さい方がいいの?」


 紅羽は悲しそうにそういった。

 別にどっちというのはない。

 正直、好きになった相手ならどちらでも構わないと僕は思っている。

 例え紅羽が今とまるで違ったとしても好きになっていただろう。

 顔がいいとか可愛いとかもあるかもしれないが、少なくとも僕は何事にも真っ直ぐで頑張る彼女の事が好きなのだ。

 それが例え、小さきものだったとしてもそれは変わらないだろう。


「どうせお兄ちゃんの事だから好きな人ならどっちでもいいっていうに決まってんじゃん、馬鹿なの?」


 怖いわ~この子。

 僕が言おうか迷ってる事をサラリといったのだ。

 まぁ、間違っていないので否定はしないが。


「美優ちゃん、口が悪いよ」

「だってお姉ちゃんが」

「紅羽も、ロリ扱いしたことを謝りなさい」


 口を尖らせて言う美優ちゃんを無視して紅羽にも言う。

 今回に関しては言われたくない事を言われたのだ。

 それが彼女に向かって言った事でなくともそれで相手が不快に思ったら謝るべきだ。

 

「「……ごめんなさい」」


 二人は不満そうな顔をしていたが、互いに言動が悪いと思ったのか二人で眼を合わせ謝った。

 こういう所は素直で良い子達だ。

 そんなこんなで僕らはパソコンを起動していつものようにゲームをする。

 そうして夜になり、紅羽が先に寝ることになり二人でゲームをする。

 

「お兄ちゃん」

「うん?」

「お姉ちゃんとは順調?」


 順調といえば、何とも言えない。

 恋人になった時と変わったと言えば大して変わらない。 

 あのキスをして以降、一度もしていないしそれほど恋人らしい事もしていないのだ。


「まぁ、うん」

「そっか、あ、そっち居る」

「了解」


 濁すようにそう言うと、美優ちゃんはそういった。

 そんなこんなで続けていると夜も更けてきて眠気が来た。


「そろそろ寝るよ」

「うん、おやすみぃ~」

「まだやるの?」

「うん、少し格ゲーをね」

「無理しないようにね」

「うん、ありがと」


 そう言って僕は先に眠ることにした。

 

 



どうも皆さま、おはようございますからこんばんわ。

 本日のお話はいかがでしたでしょうか?

 表現の間違い……自分ではお風呂シーンの表現の他にもたくさんあるかもですが、指摘していただけると勉強になりますので、どうかよろしくお願いします。

 あとよろしければ、ブクマや評価していただけると励みになりますので、どうかよろしくお願いします。


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