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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
203/229

幼馴染み姉妹との同棲

どうも皆さま、おはようございますからこんばんわ。

 本日のお話はいかがでしたでしょうか?

 表現の間違い……自分ではお風呂シーンの表現の他にもたくさんあるかもですが、指摘していただけると勉強になりますので、どうかよろしくお願いします。

 あとよろしければ、ブクマや評価していただけると励みになりますので、どうかよろしくお願いします。


 そうして数日が経ち、暁姉妹のいる暁家で住むことになった。

 青羽さんは出るにあたって善は急げと言って先に住むように両親に掛け合っていた。

 家に帰って両親が何故か僕の部屋の荷物をまとめていたのには流石にドン引きだったが。

 そうして僕は青羽さんに案内されると、僕は荷物を置き風呂へ入るように言われた。

 

「…………」

「あ……」



 風呂へ入ろうとドアを開けると、湯につかった紅羽と目が合う。

 うん、この状況は不味い。

 目は離さない。

 何故なら逸らせば確実に何かがとんでくるのは間違いないからだ。

 この状況をどう打開するべきか……。

 状況的に完全に僕が悪い。

 学習能力皆無だ。

 何度も彼女達と鉢合わせているのに、よくもまぁノックを忘れるものだ。


「……一緒に入る?」

「……え?」

 

 状況をどうするか考えていたが、紅羽がそんなことを言ってきた。

 本来なら言葉より先に物が飛んできてもおかしくない状況だ。

 この状況でこんなこと言うのは……。


「私は別に構わないよ?」


 この状況はマジで終わったかもしれない。

 久しぶりに姿を現した紅葉に加え、この状況だ。

 それにそんなことを言われて僕の思考がショートしそうになる。

 

「失礼しました……」


 そう言って僕はそっと扉を閉じる。

 これ以上いたら、僕の理性がどうにかなりそうだった。

 信号というか理性というか何かの感覚が僕に出て行くという選択肢を押したのだ。

 

「あれ、風呂はどうしたの?」

 

 風呂場から出ると、青羽さんがにやついた表情でそう言ってきた。

 謀りやがったな、この人。

 そう考えればあの不自然な誘導に納得がいく。


「紅羽(葉)が入ってました」

「あら、それはよかったわね」


 いや、よくないだろ。

 自分の娘の裸見られてんだぞ?


「一緒に入ればよかったのに」

「いや駄目でしょ」


 小さい時ならいざ知らず今は大きくなって駄目に決まっている。

 そんなことを言っていると紅葉が出てきた。


「誠ちゃん、上がったよ~」


 紅葉がそう言ってきいた。

 紅葉は紅羽と違って僕の事をあれから誠ちゃんと呼ぶのだ。

 そうして再び風呂場に向かうと、今度はノックをちゃんとする。

 誰もいないよな。

 ノックして誰も返事がないのを確認すると、もう一度服を脱ぎ風呂場に入る。

 風呂場から上がると、リビングで美優ちゃんがスマホを弄りながらゆったりしていた。

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