表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
200/229

幼馴染みの楽しみと幼馴染み彼女の母の話

 そうして十二月中旬。

 彼女の脚はすっかりと元通り歩けるようになっていた。

 練習もすっかり参加するようになり、すっかりいつもの彼女に戻っていた。

 

「練習ここまでにして、各自ストレッチ~」


 僕は球出しを終え、皆で球を拾ってから各自ストレッチを行っている。


「紅羽、足の調子はどうだ?」

「……うん、大丈夫だよ」


 足首の確認を済ませると彼女はそう言うと、ストレッチを済ませ自主練組と帰宅組に分かれた。

 

「……はむっ」


 今日は少し練習が早く終わったので彼女と公園を少し遠回りして彼女の好きなメロンパンを買う。

 以前は練習が終わる前に僕が買いに行っていたが、練習を共にしている為こうした練習が早く終わった時に買いに来ている。

 

「おいしぃ~!! 最近食べれなかったからよけいに~、~~~~!!」


 蕩けるような表情で食べていた。

 本当にメロンパン好きだよな。

 嬉しそうに食べているといつの間にか彼女の手からメロンパンが消失し、「あっ!!」っと幸せな時間が終わってしまった事にショックを受けている。


「ほれ」


 紅羽に一口も口をつけていないメロンパンを渡す。


「え、それ誠一の分」

「別にいいさ、食べな」

「え、でも……」

「お腹あんまり空いてないから食べてくれると嬉しいな」


 そう言うと、彼女は「うぅ」っと唸りながら恐る恐る受け取り口に含むと再び美味しそうに食べていた。

 これだけ美味しそうに食べられるのだ。

 メロンパンも本望というものだ。

 そうして満足そうな紅羽と共に僕らは紅羽の家へ向かうと青羽さんが丁度玄関先にいた。


「お、誠一君だ、今帰り?」

「こんばんわ、そうですね」

「いつも悪いね、紅羽を送ってもらっちゃって」

「構いませんよ、好きでやってる事ですから」

「ふ~ん、誠一君、少し時間あるかな?」


 以前言われた話があると言った件だろう。


「はい、大丈夫です」


 そう言って僕は暁家へと入る。


「紅羽、先に風呂入りな」

「え、でも……わかった」


 そうして紅羽が入ったのを確認すると、青羽さんは外で話したいとの事で買い物ついでについていくことになった。

 

「それで、話って何ですか?」


 紅羽や美優ちゃんがいない所で話すという事は彼女達のことだろう。

 




 どうも皆さま、おはようございますからこんばんわ。

 本日のお話はいかがでしたでしょうか?

 表現の間違い……自分ではお風呂シーンの表現の他にもたくさんあるかもですが、指摘していただけると勉強になりますので、どうかよろしくお願いします。

 あとよろしければ、ブクマや評価していただけると励みになりますので、どうかよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ