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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
194/229

幼馴染みの怪我 紅羽視点

 一回戦は難なく勝つことができ、次の対戦相手は奏ちゃんだった。


「久々に楽しみやわ!!」

 

 そう言って楽しそうな笑みを浮かべる奏ちゃん。

 確かに中学三年の全国大会以来だ。

 

「負けないよ」

「いいや、勝つんは私や」


 そう言って試合が始まったが、一方的に劣勢に追い込まれる

 私の苦手な球種を選んでくる。

 面倒くさい!!

 絶妙に詰め切ることができない。

 ……ん?

 なんか足に違和感がある気がした。

 まぁ、まだいけるか。

 そう思っていると少しずつ痛みが増していく。

 少しずつ追いつけなくなっていく。

 こうなったら力技で行くしかない。

 ミスの確率は上がるが、この脚じゃどうしようもない。

 そうして攻撃するが、彼女はスライスで負担をかけてくる。

 恐らくだが私の脚の違和感バレている。

 そうして成す術もなく0‐6で負けてしまった。

 

「怪我しとるんか?」


 握手をしながら彼女はそう言ってきた。


「少し違和感あるくらいで大丈夫」

「棄権してもよかったやんか、すまんな追い込んでもうて」

「勝負だから仕方ないよ」


 この世界はどんなことがあろうと勝たなければいけない世界だ。

 むしろ彼女が手加減せずにやってくれたことが私は嬉しいのだ。

 

「次、頑張ってね」

「任せとき、優勝してきてやるわ!! 歩けそうか?」

「大丈夫だよ、そこまで重症じゃない」

「そうか、無理だけはすんなよ」


 そう言って彼女は反対側から出て行った。

 少し痛むが歩くには問題はなかった。

 そうして外に出ると誠一が出迎えてくれた。

 心配かけないようにしないと。


「あはは、負けちゃった」

 

 私は必死に笑顔を作る。

 内心は悔しくて仕方がない。


「お疲れ様、荷物持つよ」

「あ、うんありがとう」

「残念だったね」

「まぁね、次こそは勝つ!!」

「頑張れ!!」

「うん!!」


「お姉ちゃん、どこか足が悪いの?」

「そんなわけないでしょ、何言ってるの?」


 美優が心配そうにそう言うと、誠一も心配そうな顔をするのでそういった。

 そうして着替える際に足首を見る。

 足首を見ると少し腫れていた。 

 捻挫かぁ~。

 なんとなくそんな気はしていた。

 湿布で治ればいいんだけど。


 そう思いながら一応入れてある湿布を張り様子を見る事にした。

 家に帰り少しして足の腫れが増し、痛みが引かない。

 うわぁ~、こりゃ駄目だぁ~。

 明日病院へ行こう。

 そう思った。


 幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。 


 この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!


 投稿がかなり遅くなってしまい申し訳ございません。


 少しでも早く更新できるようにしますのでお待ちいただけると幸いです。

 今回のお話はいかがでしたでしょうか?

 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!

 特に、この回は少し難しかった気がします。

 ここ、こうしたいいよとかあれば教えてくださると嬉しいです。

 これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。

 今回も表現について何かあれば指摘してください。


 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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