面倒くさい姉
この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!
これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。
ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。
まだの方、よかったらしてくださると励みになりますので、どうかよろしくお願いします。
それでは、本編をお楽しみください。
「渡しなさい!!」
お姉ちゃんは必死に奪おうとするが、私も抵抗しながらお兄ちゃんとの電話を続ける。
「お兄ちゃんは、文化祭いけない恋人の事をどう思う?」
私の言葉の瞬間、お姉ちゃんはその場で固まる。
彼女の聞きたかった言葉だから。
「……紅羽はそこにいるよな?」
「……うん……」
弱々しく、ぬいぐるみを抱きしめながら不安そうな顔でそう言った。
「もし、もしもだけど僕に大事な用があって文化祭のような大事な日に行けなかったとして、紅羽は僕を嫌いになる?」
その言葉は狡いなぁ~。
なるわけないとわかっていてそう言っている。
汚いなぁ~、お兄ちゃんは……。
「そんなこと、あるわけない!!」
ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながら叫んだ。
「だろ? 僕も同じで君が恋人という束縛で後悔してほしくないんだ」
「誠一……うん、そうだね」
やっと収束したか~。
手のかかる姉だ。
お姉ちゃんと私、お兄ちゃんでしばらく談笑をして通話を切ると、お姉ちゃんはご機嫌だった。
先程までの面倒くささとは嘘のよう、掌返しという言葉が最も似合う光景だ。
「美優、ありがとね」
「すっきりした?」
私の問いに彼女は嬉しそうに頷いた。
お姉ちゃんが元に戻ってよかった。
「だったら、私は戻るよ」
文化祭の件で話そうと思ったが、お姉ちゃんがいけないのなら私も行く必要はない。
「あれでも美優、そっちの文化祭被ってなかったけ?」
「あ~、家のクラスは今回は何も出さないってなったからこっち行こうかなって」
「凪咲ちゃんはどうするの?」
「凪ちゃんもそっちに行く予定だよ」
「そうなんだ」
まぁ、凪ちゃんはこの時期になると変な虫が湧くから避難という側面があるけど。
お姉ちゃんが行かないなら、お兄ちゃんはどうせお姉ちゃんの応援だろうし来ないだろう。
家で凪ちゃんとゲームしとこっかな。
そんなことを思いながらゲームを起動する。
「今日は私も一緒にやっていい?」
「好きにすれば」
そう言ってお姉ちゃん用のコントローラを繋ぎ渡して一緒にゲームをする。
思えば久しぶりに姉妹二人でやる気がする。
いつもはお兄ちゃんと三人でやることが多かったし、お兄ちゃんと一緒にやるとき以外お姉ちゃんが参戦することが珍しかった。
そうしてお姉ちゃんが終わるまで二人でゲームを続けるのだった。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。
気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!
特に、この回は少し難しかった気がします。
ここ、こうしたいいよとかあれば教えてくださると嬉しいです。
これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。




