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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
187/229

紅羽のモヤモヤ

この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!

これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。

ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。

まだの方、よかったらしてくださると励みになりますので、どうかよろしくお願いします。

それでは、本編をお楽しみください。 

 誠一にメールを送り、帰ってきた文字に深く溜息を吐く。

 紅羽は一緒に誠一と文化祭を回りたかった。

 初めての恋人同士の最初の文化祭……楽しみで仕方なかった。

 被る可能性は分かっていたが、こういう時くらい被らないでほしいと思う。

 そう思った所で現実は残酷である。

 一日くらい、いけないかな~。

 

「お姉ちゃん、文化祭の件なんだけど~……え、どうしたの?」


 バンッと勢いよく扉を開けた妹の美優が中に入ってきたので、紅羽はその方向を見ると美優は首を傾げこっちを見ていた。

 

「文化祭、最終日以外いけそうにない……」


 紅羽が落ち込んだようにそう言うと、美優は呆れたように溜息を吐き彼女を見る。

 面倒くさい姉だな思っていた。

 彼女からすれば一日でも誠一と一緒に居れるならそれでいいだろう。

 加えて前々から分かっていた事だ。

 別に文化祭だけじゃなくてもこれからイベントは沢山あるのだ。

 そこまで気にする必要などないと思うのだが……。

 ま~た、面倒くさい女になってるなぁ~。


「文化祭、試合と被ったの?」

「……うん」

「そっか……」


 美優は寝ころんでいる彼女の横に座り、足をパタパタさせながらそう言った。

 

「んで、それでなんで落ち込んでるの?」


 美優からすれば意味が解らん。

 嫌々な事で事で被ったわけでもなく好きな事で被ったのだ。

 それも彼女の将来や推薦の為に必要な事だ。

 仕方のない犠牲、美優はそう思っていた。

 

「文化祭、一緒にいれる時間が少ない……」

「……馬鹿じゃないの」


 ボソリと呟く彼女に美優は冷たい言葉で突き刺す。

 この姉は本当に恋愛脳だな。

 付き合うまでも中々進展しない事をウジウジしていた頃よりましだけど。


 正直、美優からすれば前の彼女の方が嫌いだった。

 いつも前向きで積極的にやる紅羽を美優はひそかに尊敬していたから。

 誠一と付き合えるようになって前のようになるかと思いきやこれだ。

 なんていうか、恋とはすごく面倒くさい。


「……酷くない?」

「私に慰めを求めるなんて間違ってるでしょ」

 

 紅羽は慰めた所で余計に面倒くさくなるのは分かっているので美優はあえて慰める事はしない。

 彼女は慰めるとどんどん落ち込む正確なので、誰かがビシッと言わなければ沼に落ちていく面倒くさい性格なのだ。

 

「我が妹ながら、冷たい……」

「冷えてるでしょ」

「冷た!?」


 冷えた手で紅羽の頬を触る。

 美優は冷え性なので、この時期は家でも手袋をしている。

 ゲームをする際はゲーム専用の指先が出ている手袋を装着しているので、外している今はもの凄く冷たいのだ。


「変な熱、冷めた?」


 悪戯な笑みで紅羽にそう言った。


  

今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!


 特に、この回は少し難しかった気がします。

 ここ、こうしたいいよとかあれば教えてくださると嬉しいです。


 これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。


 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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