幼馴染み兼彼女とのお泊り
幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。
この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!
これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。
ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。
それでは、本編をお楽しみください。
なんでこんなに緊張するのだろう?
今までだって二人きりの時はあった。
何だったら、朝まで二人でゲームして一緒に登校というのも珍しくなかったはずなのに今現在、心臓がバクバク跳ねている。
旅館スパイスというだけでは説明のつかない状況だった。
紅羽の方を見る。
彼女も緊張しているのか、いつも何かと喧しく話してくる気配がなくこっちの様子を伺うようにチラチラと上下左右に見てくる。
「砂浜で疲れたしお風呂いこっか」
「そ、そうだな」
紅羽の提案に僕は頷き、互いに準備を済ませると温泉へと向かう。
「それじゃ、また後で」
「あぁ」
そう言って僕は男湯の方へ入り入浴を済ませ、先に出て紅羽が出てくるのを待っていると海斗から着信があった。
「お~、混浴楽しんでるか?」
かけなおした第一声がこれだった。
何だこいつ。
「混浴なんて入れるわけないだろ」
「なんだよ、ヘタレだな」
すきかって言いやがって。
「僕達はまだ学生だぞ、流石に駄目だろ」
「ヘタレだな~、それじゃ俺の贈り物は役に立たないか」
「贈り物?」
「鞄のポケットに入れてあるから、後で見てみろ」
「何が入ってるんだよ」
「それは見てからのお楽しみだ、それじゃ俺は推しの配信があるから切るぞ~」
そう言って海斗は通話を切ると、しばらくして紅羽が浴衣姿で出てくる。
「お待たせ~」
風呂上がりだからだろうが、頬は朱色に染まり髪は少し濡れていた。
加えて浴衣姿もあるのか、とても艶っぽかった。
なんというか、いつもより大人びて見える。
黙っていると清楚と言われても疑わない位に紅羽は綺麗に見えた。
「どうしたの?」
先程の彼女と雰囲気が違う気がする。
最近、なんとなくだが紅羽ともう一人の紅葉の違いがなんとなく分かるようになってきた。
彼女は僕の顔を覗き込むように距離を詰めてくる。
まあ違いない、こういう事するのはもう一人の彼女だ。
鼓動が一気に跳ね上がる。
加えて風呂上がりからか彼女の方からいい匂いがする。
「離れてよ、恥ずかしい」
「なんで? 恋人同士でしょ? 問題ないと思うけど」
「問題というか、僕の心が持たないから少し遠慮してもらえるとありがたいんだけど」
「ふ~ん、まぁそういう事ならしょうがないか」
悪戯っぽく微笑むと、彼女は僕から少し離れる。
同じ見た目でこういう事するのはやめてほしい。
めちゃくちゃ心臓によくない。
「私、あれやりたい!!」
紅羽が指差す方を見ると、温泉の定番ともいえる卓球場があった。
「どうする? 罰ゲームする?」
空いている場所のラケットと球を手に取ると紅羽はそんな事を言ってきた。
「普通に楽しむという選択肢は?」
「ないね、私が勝ったら私のいう事聞いてもらうから」
「僕が勝ったら?」
「何でも言うこと聞いたげる。 何でもだよ」
含みのある言い方で彼女はニコッとそう言い僕らの賭けが始まった。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。
気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!
毎回毎回書くのが難しい気がします。
あぁでもない、こうでもないと考えて書き直ししながら手探りでやってます。
ここ、こうしたいいよとかあれば教えてくださると嬉しいです。
これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。




