幼馴染みと仲直りしたい
幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。
この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!
これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。
ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。
それでは、本編をお楽しみください。
海斗たちに背中を押され彼女の元へ行くが、相変わらずむくれていた。
「何怒ってるんだよ」
「ムッス~!!」
ムッス~!!とか言う効果音初めて聞いたわ。
とはいってもどうするべきだろう?
郡は謝れって言ってたけど、理由を聞かれたら答えられる自信はない。
それにこういう時、紅羽は何に怒っているか必ず聞いてくるに決まっている。
中学の頃の同級生が彼女を怒らせ謝った時にそう言われたのを見ているからほぼ確定的だ。
あの時は宥めるのがすごく大変だったのだが、まさか今度は当事者になるとは思ってもみなかった。
「なぁ紅羽」
「……」
「紅羽さ~ん?」
「……何?」
こちらに顔向けすることなく、彼女は不満そうな声で返事をする。
「なぁ、なんで怒ってるんだよ」
「怒ってないって言ってるでしょ」
「いや、その雰囲気でそれは無理があるから」
いつも笑顔が絶えない可愛い女の子がそんな表情で怒っていないは無理がありまくりだ。
僕の言葉に彼女は何も言わずに振り返る。
「なぁ話してくれよ、言わないとわかんないだろ」
実際、些細な事ですれ違い別れるなんてよくある事だ。
僕は彼女と別れたくない。
「なんで怒ったか本当にわからない?」
そう言われ僕は考え込む。
あの話の中で、悪かったことと言えば……。
「怒らない?」
「うん」
「あの頃の事を覚えてなかったとか?」
そう言うと、彼女は深く溜息を吐くと悲しそうな表情でこっちを見た。
それが酷く心に来る。
これまでのどの表情より一番きつかった。
「……ごめん」
「何が?」
「その、わからなくて」
そう言うと、彼女はこちらに正座で向き直ってくるのでこちらも正座する。
「誠一」
「はい」
「私が怒ってる理由は簡単な話、嘘を吐いた事だよ」
「嘘?」
「誠一、本当は中学三年の時の事覚えてなかったでしょ?」
ここでどう答えるべきだろうか。
「嘘は駄目だよ、正直に言って」
こちらに目を見たまま近づいてくる。
流石にここで嘘をつくは駄目だろう。
「すみません、覚えてません」
「確かに私はその頃の事を覚えていないのはショックだったけど、そんなことより嘘を吐かれたのに怒ってるの」
紅羽は覚えていると嘘を吐いた事に怒っているようだ。
「それは、ごめん」
「フフッ、許してあげる代わりに、条件があるけどいい?」
「条件?」
「うん、その、一緒に散歩してほしいな~なんて」
条件で強制しない辺り、紅羽らしい。
「うん、わかった」
彼女は嬉しそうな表情でこちらの手を握り引っ張ってくる。
「それじゃ、いこっか」
そう言って彼女と共に歩き出した
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。
気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!
毎回毎回書くのが難しい気がします。
あぁでもない、こうでもないと考えて書き直ししながら手探りでやってます。
ここ、こうしたいいよとかあれば教えてくださると嬉しいです。
これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。




