幼馴染みと買い物
幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。
この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!
これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。
ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。
それでは、本編をお楽しみください。
「ちょっと、外出るなら着替えさせてよ」
「仕方ないな~」
そう言って紅羽は渋々といった感じで部屋に戻っていった。
「さて、お兄ちゃん」
「なんだい?」
姉の紅羽が上に上がったのを確認すると、僕の顔をじっと見ながらそう言った。
「お姉ちゃんと付き合ったの?」
「えっと……」
「その顔は付き合えたんだね」
僕にそう聞いてこちらをじっと見ると、安堵した顔でそう言った。
表情でバレるとは思わなかった。
「よかったね、お姉ちゃん」
何か彼女はボソリと呟いた。
「それで、どっちから告白したの? お兄ちゃんから?」
「えっと、まぁ……」
「よくやった!!」
そう言うと右手で僕の肩を叩く。
「本当によくやったよ!! この時をどれだけまった事か!!」
そう言って彼女は心底嬉しそうな表情でそう言った。
「そっかそっか、二人がね」
そう言うと、彼女は僕に顔を近づけてくる。
「それで、お姉ちゃんとはキスしたの? それとも、その先まで!?」
したと言えば、答えはyesと答えたい。
だけど、それはもう一人の紅羽であって、美優ちゃんの知っている彼女ではないのでどう答えるか迷う。
「どうなの!? ねぇねぇ~」
「それは機密情報だから」
「そういうのいいから、教えてよ~」
「……キスはした……」
観念して答えると、「キャー」っという美優ちゃんらしからぬ黄色い声が上がる。
そうしていると、紅羽が降りてくる。
「どうしたの!? 気持ち悪い声上げて」
いつも聞かない声を聞いてか、紅羽は驚いたようにこちらを見てくる。
すると、彼女はコホンっと咳ばらいをする。
「今度、詳細聞かせてね」
美優ちゃんはこちらに小さい声でそう言った。
「何をこそこそ話してるの?」
「ん? んや、お兄ちゃんに追加で買ってきてほしい物を言っただけだよ」
「ふ~ん」
訝しむようにこちらを見る紅羽に僕は目をそらす。
そして、彼女は玄関へ向かう。
僕はそれを追う形で二人で買い物に向かった。
★★★☆★
「美優と何話してたの?」
玄関を出るなり、彼女は問い詰めてきた。
「なんか、美優ちゃん課金したいから内緒で買ってきてって言われた~」
流石にさっきの話を彼女に話すのは怒られそうな気がしたので話をすり替える事にした。
「また? この前も課金したばかりなのに」
納得したような呆れたような感じで答える紅羽。
どうやら、日常で課金しているような口ぶりだった。
「買わなくていいからね、美優結構お小遣い前借してるから」
「そうなんだ」
「ついでに言うと、私にも借りてる」
中学生で金遣い荒すぎだろ、将来が心配だよ。
そうして何気ない話をしていると、近くのスーパーで買い物を済ませる。
「今日の食材は鍋でいい?」
「いいんじゃないか?」
「それじゃ、これとこれと……」
いつものように彼女は買い物を済ませる。
「うん、これでいいかな」
そう言うと、彼女はレジに並ぶ。
「すまん、僕買うものがあったんだ」
「え、もう順番くるから早くね」
「いいよ、僕が買いたいものだし自分で買うよ」
そう言って僕は美優ちゃんのご機嫌を取るべく彼女の好きなお菓子と三人分のスイーツを買い、紅羽と合流して帰宅するのだった。
「」
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。
今回気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!
これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。
 




