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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
115/229

友達と恋人の距離感

幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。 

この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!

これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。

ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。

それでは、本編をお楽しみください。 

「お待たせ」


 体育祭片付けを終え、僕は外で待っていた。

 理由は、察してくれ。


「教室、戻らなくていいの?」

「戻れるわけねえだろ」

「あはは、確かに……」


 分かってて言ってんなこいつ。


「なんか、血祭りにあげるとか男子が言ってた」

「……冗談だよな?」


 冗談であってくれ。

 さもなくば、僕は明日から不登校になるぞ。


「どうだろ? なんかメリケンサックがどうのとか言ってたね」


 まるっきり殺す気じゃねえか。


「ま、冗談だと思うけどね」

「いや、メリケンサックは割とリアルな発言だろ」


 銃でも刃物でもない、持ち運びが楽な一番の狂気だ。

 

「不登校になりそう」

「元気出して!! 大丈夫!! もし被害に遭って君が不登校になって引きこもりになっても私はそばにいるから」


 目を輝かせて、男前な発言に見えるだろ?

 それ、僕が殴られる前提だからな!! 


「それより、ほい」


 そう言って彼女は教室に合った僕の鞄を渡してくる。


「サンキュ」

「それじゃ、帰ろっか」

「あぁ」


 そう言って僕達は歩いて帰る。

 

「星が綺麗だね~」

「曇ってるけど?」


 話す事が無いのか、彼女が空を見上げてそういう空は星一つ見えない真っ暗な空だった。


「あ~、雨降るかな?」

「夜から降るらしいな」

「へぇ~、そうなんだ」


 なんだか少しおかしい。

 恐らくだが、もう一人の内気な紅羽《彼女》だろう。


「無理に話さなくていいぞ」


 正直、テンパっているようにしか見えない。


「いつも通りに話してくれればいい」


 正直、恋人になったとしても僕らの関係は変わらないでほしいと願っている。

 いつも通りの彼女でいてくれればそれでいいのだ。


「……いつも通りってどんなだっけ?」

「……は?」

「忘れちゃったのよ、その……察してよ」


 何だこいつ、超かわいいな。

 俯きながらこちらをチラチラ見ている彼女に僕もドキッとしてしまう。


「どんな感じだったの?」

「いや、その……」


 どんな感じを具体的に説明なんてできるわけがない。

 それに今の一瞬で僕も意識してしまい、彼女の顔を見るころが出来ない。

 そのまま無言の時間が続き、気が付くと彼女の家に着いてしまった。


「今日は、どうする?」


 その言い方は反則だ。

 いつもの言い方とは違い、頬を少し赤く染めての彼女の上目遣いは破壊力が滅びの咆哮だ。


「きょ、今日はいいかな」

「そ、そっか……」


 互いに沈黙が続く。

 何を話したらよいのだろう?

 先程までいつも通りに話してくれとか調子いいこと言っていた自分を殴りたい。


「何してんの、二人とも」


 玄関からはどこかのドラマでみた家政婦さんみたいな覗き方をした美優ちゃんがいた。


「え、いや……なんでも……」

「ふ~ん……お姉ちゃん、ちょっと……あ、お兄ちゃんは今日の所は帰って」


 そう言って美優ちゃんは紅羽の腕を引っ張り、家に連れ込む。


「……帰るか……」


 こうして体育祭という一大イベントの日は幕を閉じた。


今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 今回気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!

 これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。


 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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