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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
114/229

KISSという名の独占

幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。 

この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!

これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。

ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。

それでは、本編をお楽しみください。 

 大切で世界一可愛い幼馴染とキスをした。

 キスというのはレモンのように甘酸っぱく感じるというが、一瞬で不意を突かれたという事もあり感覚が鈍

々になり、わからなかった。

 紅羽は潤んだ瞳でこちらを見ていた。

 薄暗い中で少し照らされた彼女がとても美しくて、僕は思わず目をそらしてしまう。

 

「むぅ、感想くらい言ってよ」

「その、ご馳走様?」

「なに、その軽い感じは……私の初めてなんだよ?」


 そう言われても、感想と言われても一瞬で不意打ちだったので答えようがない。

 ただ一つ言えることは「嬉しい」だ。

 だけど、それを面と向かって言うのは恥ずかしい。


「僕だって初めてなんだ、どうとかわからん」

「ふ~ん」

  

 そう言うと、彼女は僕の方をじっと見てくる。


「なんだよ」

「じ~」


 声に出して言う奴初めてだわ。

 何かを言えっていう事は分かるが、何を言えばいいのだろう。

 その間も彼女は「じ~、じ~、じ~」と間隔をあけて言ってくる。


「焦らすなよ」

「じ~」

「言いたいことがあるなら言えよ」

「はぁ~、誠一に期待するのは間違いだったか~」


 言い方がひでぇ、そもそも女子の気持ちがわかるならここまで苦労してねぇわ。

 

「はぁ~」


 深く溜息を吐かれた。

 酷くね?


「言ったら、僕に出来る事なら可能な限りやるから教えてくれよ」

「そういう事じゃないんだよな~」


 そう言うと、彼女は頬を膨らませながら歩き出していく。

 

「誠一の馬~鹿……」

「何か言ったか?」


 小さな声で言う彼女にそう問いかけるが、彼女は無視して歩き出す。

 どうやら、彼女の機嫌を損ねてしまったようだ。


 せっかく渡そうと思っていたのに。

 ポケットに入れていた物を持ちながら、そう思っていると後祭の全て終了する。


「今日も終わりか~」

「そうだな」


 なんだか寂しい気持ちがある。

 唆されたとはいえ、何かに久しぶりに打ち込むことができて紅羽に再び告白して尚且つ、恋人になることができた。

 これだけでも僕の体育祭の思い出は素晴らしいものだった。

 それが終わってしまうのはやっぱり名残惜しいものだ。


「寂しいね~」

「だな」

「特別な日が終わっちゃうね」


「それでは、本日の体育祭は終了したので、撤収作業ご協力お願いします」


 僕らはそうしてみていると、校内アナウンスが流れる。


「私達も手伝いに行こ」


 そう言って彼女は僕の手を握り、上目遣いでこちらを見てくる。

 本当に狡いよな~。

 可愛いというだけで罪というが、まさしくその通りだった。


 今という幸せを感じながら、僕は彼女と共に撤収作業を手伝うのだった。

 




今回のお話はいかがでしたでしょうか?




 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。


 色んな表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!


 これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。




 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!


 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。


 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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