幼馴染みの答え
幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。
この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!
これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。
ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。
それでは、本編をお楽しみください。
今回の話は告白の頃に戻ります。
紅羽視点です
「思いの丈をぶつけてください!!」
さぁ、準備はいい?
ちょ、ちょっと待って!! 心の準備が!!
待たないよ、だってもうするしかないんだから……無理なら私がやるけど?
やるよ、やればいいんでしょ!?
それでよし。
「スゥ~」
綺麗な瞳を閉じると紅葉は紅羽《私》に入れ替わり、深く息を吐くと「よし」っと私は気合を入れる。
「誠一、聞いてほしいの!!」
彼をまっすぐに見つめる。
うわ~、緊張する~!!
誠一と目があった瞬間、ドクンっと鼓動が高鳴り瞬間的に彼から目をそらす。
今の瞬間で言おうと思っていたことが頭から完全にシャットアウトしてしまった。
「その……あの……」
言いにくい。
言いにくいなら、私がやろうか?
大丈夫、行ける。
「誠一は、私の事どう思ってる?」
……は? 約束と違うじゃん。
ちょっと黙ってて。
「好きだよ、幼いころからずっと」
しばらくの沈黙を破り、誠一はそう言い放った。
「!?」
おっと、これはまた……。
誠一の言葉と共に、私の中で何かが弾けたように涙が沸き上がってくる。
「紅羽、もう一度言わせてくれ……好きだよ、紅羽が良ければ付き合ってください」
答えは初めから決まっている。
いいよね、紅葉。
……もちろん。
「……はい!!」
私は振り絞るような声でそう答える。
その瞬間、周りから祝福の声が鳴り響いている
やっとか~、自分で返事できるようになったね~。
ごめんね、迷惑かけて。
いいよ、たまには私と変わってくれれば。
その声はとても嬉しそうな感じだった。
さぁ、後は紅羽が言う番だよ。
わかってる。
「誠一」
いう事は決まった、私は誠一の顔をまっすぐ見つめる。
「うん?」
目と目があった瞬間、言いにくくなる。
だけど、これははっきり言いたかった。
「その、大好き」
私がそう言うと、彼は大きく目を見開くと照れくさそうに視線を逸らす。
彼が照れるのを見て私まで照れくさくなる。
そうして終了した私達は壇上から降りる。
「成立したカップルはこっちね」
そう言ってある教室へ案内される。
「それでは、最後に並んでもらうので最後にここに集合お願いします」
そう言われ、中に入ると私達は窓側の席に着く。
「紅羽、遠くない?」
そんなことはないと思う。
いつもこんな距離だったよね?
ううん、いつもの倍の距離感。
うっそだ~。
ほんとほんと。
「そ、そんな事無いよ~」
私がそう言うと、彼は一歩近づいてくる。
私は後ずさるように一歩下がる。
不味い、私にはまだハードルが高いかも。
「わ、私飲み物買ってくるね!!」
私はそう言ってダッシュで教室を出ていくのだった。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。
今回気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!
これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。




