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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
102/229

公開告白

いよいよ、第一章クライマックスです!!

「誠一は上がらないの?」

「なんで?」


 皆告白の準備を整えている状況で紅羽はこっちに問いかけてくる。


「告白したい相手はいないの? 私とか?」


 最後の方、何て言った?


「言っただろ、君に振られて僕はもう恋をしないって決めたんだ」


 もう恋愛は紅羽に振られた時点で諦めている。 


「気になってる人はいないの?」

「どうだろ?」

「せっかく一位になったんだから、気になってる人いたら告白してきたらいいのに」

「好きでもない気になっている程度で告白するか?」

「結構多いみたいよ、気になって付き合ってみたら好きになるんだって……なんか友達としてと恋人としては付き合ってからでないとわかんないんだってさ」

「そんなもんかね~」

「そんなもんなんじゃないの? だって近しい人間関係でない限り相手の事なんてわかんないもん」


 確かに、紅羽のいう事は一理ある。

 紅羽だって僕と幼馴染でなければ関わる事すらなかっただろう。


「暁さん、いいですか?」


 運営委員の女生徒が声を掛けてくる。

 わかっていた、紅羽が呼ばれることくらい。


「それじゃ、行ってくるね」


 そういう彼女の表情はとても悲しそうに見えた。

 紅羽は運営委員と共に行く。


「いいのか? 本当に」

「いいも何も、僕は……」

「多分、あいつ告白受けるぞ」

「別にいいんじゃないか?」


 そう言うと、海斗はもう何も言う事が無いのか去っていく。

 その時の彼の顔はまるで侮蔑するかのような、昔の何もかも見下した表情を浮かべていた。


 どうしろっていうんだよ。


「それでは暁紅羽さん、誰を指名しますか!?」


 紅羽が壇上に上がると、司会進行の人は彼女に問いかけると紅羽はマイクを受け取る。


「中村誠一君」


 そう言うと、彼女は僕に指を向ける。


「上がってきて!!」


 そう言って彼女はウィンクしてこちらを見てくる。

 

「中村誠一君、壇上へどうぞ!!」


 こうなっては、僕は行かないという選択肢はない。

 僕は空けられた道を一本道に進む。


「誰だ?」「ほら、暁さんの幼馴染の……」「え、嘘だろ……」「あんなさえない奴が?」「ありえな~い」「釣り合ってないよな」「幼馴染ってだけで羨ましい~」


 道中散々な言われようである。

 だけど、ほとんどの言葉がその通りだ。

 幼馴染でなければ関わることなどなかったし、こういう事とは無縁だ。

 

「それでは、思いの丈をぶつけてください!!」


 緊張する。

 それはそうだ、こんな大々的に人のいる前で公開告白するのだ。

 する方もされる方も緊張するだろう。

 そうして僕は壇上に立った。





 



  


今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 今回気持ちの表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!!

 これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。


 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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