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ラーメン

作者: Hama


僕はよく友達と一緒にラーメンを食べに行く。



豚骨、味噌、醤油。家系や二郎系。ジャンルを問わず、色々なラーメンを食べる。



その中でも最近1番好きなラーメンは、とあるお店のラーメン。



暗い路地裏にあるラーメン屋で、ネットにも載っていない知る人ぞ知るラーメン屋。



このラーメン屋で1番美味しいのが、チャーシュー麺。



どこのお店でも食べたことがないチャーシューがとてもクセになる。



僕たちはいつものようにそのラーメンを頼み、カウンター席で食べていた。



ラーメン屋のテレビ

「昨晩×××駅近くの路地裏で人の血と思われる血痕が発見されました。血痕の大きさから死亡していると思われますがまだ死体は発見されていません。今月で同じ事件が数件起きていることから警察は連続殺事件として捜査していくもようです。」



僕「最近ここらへん物騒になってきたね。」



友達「それなぁ。大将も気をつけてくださいよ。ここのラーメン食べられなくなったら嫌ですからね。」



大将「そうですね、ここも路地裏なので怖いですね。何もないと良いんですけど。」



僕たちはそんな会話をしながらラーメンを食べ終わりお店を出た。




数日後


僕「今日もあそこのラーメン屋行くか。」



友達「だな。早く行こうぜ。」



僕たちはラーメン屋に向かったが、残念ながらラーメン屋は閉まっていた。



僕「休みなのかな?まあ仕方ないし別の店行くかぁ。」



友達「そうだな。とりあえず早く行こうぜ。」



僕たちはお腹が空いてたこともあり、急ぎ足で別のラーメン屋に向かった。



いつものようにラーメンを啜っていると、テレビからまた同じ事件のニュースの音が聞こえてきた。



ラーメン屋のテレビ

「昨日、連続殺人事件の容疑者が逮捕されました。

容疑者として逮捕されたのは、

◯◯◯ ◯◯、××歳。◯◯容疑者は

『犯人は私だ。遺体はもう無い。見つけることもできないよ。』

と容疑を認めている模様です。」



やっと捕まったのかと思いテレビの画面を見たとき驚いた。



容疑者として写っている人が、あのラーメン屋の大将なのだ。



容疑者の発言を聞いた時、僕たちは吐き気に襲われトイレに駆け込んだ。

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