〔ケース9:ガンガンガン(分類:恐怖体験、不思議体験)〕
これは私が職場の部下から聞いた話です。
その部下は所謂、霊感持ち……というよりは家族全体が霊的何かに敏感だそうです。
部下の山下(仮名)くんには病弱の祖父がいて入院をしていたそうです。
母親と一緒に見舞いをし、先に来ていた祖母を残しふたりは、タクシーで帰る途中に突然線香の匂いが車中に広がったそうです。母親も嗅ぎ取った様で大変驚いたそうです。
家に着くなり留守電が入っていて、それは祖母からでした。
なんでも祖父が急変してこの世を去ってしまったようなのです。それは大体、ふたりが線香の匂いがした時だったらしいのです。
ふたりは何か知らせてくれたのかとその時思ったそうです。
そして祖父の葬式を終えて、家族と親戚が家で一息付いていると突然周囲から金属製の物体を叩きつける音がしたのです。
山下くんの家は周囲にステンレス製の柵で囲まれている作りでその音はガンガンと周回するよう叩かれていました。
父親と親戚が囲むようにそれぞれ反対の方向から周回するも何も無かったそうです。
しかし周回し終えて家に入るとずうっと鳴っていたそうです。
それから暫くすると音が止み、それ以来起きていないそうです。
この他にも色々聞いたのですが忘れてしまいました。




