〔ケース7:時間旅行(分類:不思議体験)〕
これは私が翌日仕事に出勤する前に体験した出来事です。
私は当時、工場に勤めていました。朝は早く5時半頃に起きなくてはなりませんでした。
その前日の夜も22時くらいには眠りに就きました。
今でも良くあるのですが、私は良く夜中にトイレに行くことがあります。
その時もトイレに行きたくて目を覚ましました。しかし遮光カーテンの隙間越しから漏れる薄明かるい光にもう朝なのかと気付き、おまけにサァーっという雨音に愕然としました。
先ほど眠ったばかりなのにもう朝なのか。もう少し寝ていたい。
当時の仕事は7時から19時の12時間交代勤務。4勤2休でしたが疲れが全く取れませんでした。
ほんの少しでも眠っていたい。取り敢えず何時か携帯電話で確認しました。今(2021年5月)現在もそうですが、私のケータイはフィーチャーフォーンでつまりはガラケーです。
表面に時刻が見られるタイプだったので確認すると“5:25”の文字が。起床時刻は5時30分。
たったの5分でも良いので私は目を閉じ眠ってしまいました。
そうして2度目の目覚めが訪れました。ケータイで時刻を確認すると驚愕しました。
時刻は“5時20分”だったのです。
外の薄明かるい光は変わらずにいたのですが、あることに気付きます。雨音がしません。
窓にも、窓を開けて地面や隣の家々にも雨が降った形跡はありません。
完全に夢を見ていたのか。しかしケータイで時刻を確認しましたので間違いではない、はず。
果たしてあれは一体全体なんだったのだろうか、今でもわかりません。
もしかするとケータイの時刻表記はデジタル式でしたので“2:52”だったのかもしれませんが、光と雨音はなんだったのかしら。




