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生あるモノへ  作者: 雄すけ
96/112

コントレイル(ヒコーキ雲)

ゴールを走り抜けた馬、疾風

馬の首筋を優しくポンポンと騎手、感涙

馬の名はコントレイル、ヒコーキ雲の果て


騎手の見上げた青空

滲んでゆれる涙目のなか

風までどよめいて、拍手、拍手


勝利のインタビュー、感激、絶句、

「この馬は凄いんです」絞り出すかのように

「本当に強いんです」言葉をつないだ騎手


無敗の三冠馬は以降勝てず、三連敗

これが三冠馬? あれは虚像? 白日の幻?

ヒコーキ雲消えちゃった、飛び交う言葉


「3,000米を走れる馬じゃないのです」

騎手は訥々(とつとつ)としゃべる

「なのに、昨年、菊花賞を勝ったのです」


ふたたび「本当に強いんです」

トドメさすかのような騎手の声


最後のレースの最後の脚、上がり33.7秒


コントレイルは一礼するかのように

ターフを去って行く、嘶きひとつ残して

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