タマちゃん、ウチナーへ
タマちゃんは流されていく。東京から大阪へ来たかと思うと、今度は沖縄へ。
(島流しか! 西郷隆盛か! )
外からの大いなる意思の働きみたいなものによって流されていく、タマちゃん。
自分が蒔いた種かな? 支店長にあの物言い、、、、物言い!(相撲か!)
やっぱり、やっぱりだ。移動だ、転勤よ。嫌な奴、煙たい奴は放り出せ、ある種のパワハラ、パワハラよ。東京から追い出され、大阪からも、、、、
正義ばかり振りかざしていたから、歯に衣着せぬ物言いだったから、結果? 結果だよ。
「いいね、ウチナー(沖縄)」タマちゃんは言う。
「ウチナンチュウ(沖縄の人)と恋するか! 」タマちゃんは続けて言う。
「ウチナーとキスすれば、これがホントのウチナンチュウやね」ボクが言うとタマちゃんが笑う。(笑うしかないね)。
タマちゃんは水田のうえを回るトンボの群れを見ている。空を動かすように、地を回すように、トンボがいくのだ。
トンボは回りまわって デジャブとジャメヴを 行ったり来たりしているかのように、 彼方と此方を 行ったり来たりしているかのように、、、
「世の中、理不尽やね」
タマちゃん、ふと呟いていた。




