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生あるモノへ  作者: 雄すけ
52/112

白日の夢

夏の昼下がり

思い出は白い雲と

白い日傘の君


君の涼しいまなざし

ギラギラの陽射しのなか

若い性の僕がいた


やさしさより激しさを

激しさより強さを

強さより愛が欲しかった


白い雲湧き 夕立までに

アガペーは白日のエロースを仕掛けていく


僕はトンボのように

360度見渡した

猫のように超音波になじんだ

犬のように嗅覚の虜となった


野性の指で君の身体をまさぐっていく

野性の舌で君の身体をなぞっていく


君はしなやか ゆるやかに昇っていく

君は君の五感で

僕を丸ごと受け止めてオルガのなか

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