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生あるモノへ  作者: 雄すけ
47/112

ダービー

菊 、ロマン芳しく

「来年はこの馬でダービーだな」

ジョッキーは検量前の一着ゲートで思う

鞍を下ろしながらビビッと感じる


ジョッキーはその数時間後

無敗の三冠馬のヒストリーをタクトで描く


ジョッキー、新馬、三冠馬

運命の手綱でひかれ合ったかのよう

ファンタジーのフィールドを駆け抜けて



パドックの五月晴れ、彼は意外と冷静に

鼻の下を伸ばすことなく

彼らのなかのサトノレイナスを見た

名前の由来である「女王たち」を見た


それから臆することなく

彼、無敗馬エフフォーリアに対峙した

その名の「強い幸福感」に対峙したのだ

ライバルは小鼻をうごめかして尻尾を一振り

彼シャフリヤール、鼻息荒く 周回した


「このまま、ずっと走っていたい」

彼、ライバルを前に

ライバル、彼女を前に

彼ら、それぞれのポジションに

緑の風とともに スポッ、スポッと

爽やかにそつなく はまっていく


ジョッキーも思っていた

「このまま、ずっと走っていたい」


運命のときが来た

幸福のあまりのイタズラ風、彼、後れる

ジョッキーも追い出しの後れを、、、


でも、不幸のなかに幸いが潜んでいる

「災い転じて福となす」


負からのエネルギー、正へ、

プラスαへ、鬼脚おにあし

天を走る、地を走る、仁まで走る


コペルニクス的転回の大爆発

とどめはゴールで鼻の下を精一杯伸ばした


そして、シャフリヤールは

勝ちどきをあげるようにいなないた


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