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生あるモノへ  作者: 雄すけ
26/112

幼子(おさなご)よ

青丹よし奈良の二上山ふたかみやま

雄岳と雌岳よりそい

いにしえより自然の営み

人の世過ぎを見守って


野辺に遊ぶ幼子よ

父母の優しさたずねるように

黄色い花を摘みなさい

祖母の強さ受け継ぐように

白い花を摘みなさい


空を見上げた幼子よ

天の光さがすように

ジィジ、ジィジと指をさす


天から祖父の眼差し

喜び、哀しみさへも

トア(永遠)に、トアに

見守るように


桜霞みの中の幼子よ

真っ直ぐ、真っ直ぐ、生きなさい


赤い花を摘みなさい

赤い花を摘みなさい

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