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生あるモノへ  作者: 雄すけ
20/112

2021年1月19日≪coronavirus death≫

冬雲をかすめた光

風をゆらす


張りめぐされた蜘蛛の糸

キラリ キラキラ

さだめを告げるかのように


「ご臨終 deathです」と

聞く者もいない


コロナを勢いづかせた冷気

風になるまで走り

ディスタンスさえ

置き去りにする


路傍の石のように

僕は()くむ、怯む


ナマケモノのように

歩む、並ぶ


2021年1月19日の新聞紙面

「彼の地では40万人が、、、

此の地では20万人が、、、 」

そう、そうdeathです

そうなんdeathです


この国ときたら

与えられた者

だらり だらだら

胡坐あぐら会衆かいしゅう


この国ときたら

野に降りた者

ツンと ツンドラ

不毛の雑魚衆ざこしゅう


無為の谷 無策の川

明日のまぼろしのように

夢幻 不確か 

何処に流れていくのやら


傍観の猫 無能の王

昨夜のイリュージョンのように

秘め事 虚構 空虚

ファンタジーにもならぬやら


非常事態 deathです

緊急事態 deathです

有事なんdeathです


累卵るいらんの危うき

医療の状況 deathです」と

コメンテーター


危うきなんdeathです

そうなんdeathです

そうなんdeathです

だから、だから、、、、


「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ」

ブラックホールへ「どうぞ、どうぞ、いいコロナ」


地平線の近くに

アラーの使者を呼ぶような

紅い月があるのなら

紅い虹もあるでしょう


紅い虹は

朝蜘蛛の糸のたくみ

たま虫のたくみ

光合成の謎合わせ


それはそらの善意と

浮雲の悪意の

軌跡の奇跡でしょう


だから命の始めにエネルギーと

モラールな思いやりを与え

その鼓動に安らぎの優しさを注ぐでしょう


また毒を制す毒気や

バリアなしがらみや

レジスタンスな邪悪さへ与えるのでしょう


コロナよ、紅い虹のその先の

ブラックホールを抜けろ


宇宙の塵埃となれ


「ようこそ、いいコロナ」

「もうブラックホールを抜けてもいいコロナ」


コロナの影を恐れよう

恐れ恐れ 正しく恐れよう


コロナのかげ踏~んだ

コロナのかげ消~えた


coronavirus deathです


逃げ水のなか

どうか正夢、まさゆめ?

確かな正夢?


「ままならぬご時世ですが、

怖がりすぎず 油断せず」と

東京からのハガキ

ふいとありました

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