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そうなんDEATH(です)
冬雲をかすめた光
風をゆらす
張りめぐされた蜘蛛の糸
キラリ キラキラ
さだめを告げるかのように
「ご臨終DEATH」と
聞く者もいない
コロナを勢いづかせた冷気
風になるまで走り
ディスタンスさえ
置き去りにする
路傍の石のように
僕は空くむ、怯む
ナマケモノのように
歩む、並ぶ
二〇二一年一月十九日の紙面
「彼の地では四十万人が、、、
此の地では二十万人が、、、 」
そう、そうDEATH
そうなんDEATH
非常事態DEATH
緊急事態DEATH
有事なんDEATH
そうなんDEATH
だから、だから、、、、
「累卵の危うき
医療の状況DEATH」と
コメンテーター
危うきなんDEATH
そうなんDEATH
「ままならぬご時世ですが、
怖がりすぎず 油断せず」と
東京からのハガキ
ふいとありました




