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生あるモノへ  作者: 雄すけ
109/112

雨みっか 晴いつか

一昨々(さきおとつい)から

罪犯した雨

ザーザー ザーザー ザーザーと


けたたましく

少年は走り去った


てるてる坊主ゆれていた

ザワザワ ザワザワ ザワザワと


あの少年は

夢と(うつつ)の狭間の中へ

罪を封印するという


償いの晴いつか

過ぎ過ぎ足る日いつか

アッパレな日いつか


あの少年は

雨と晴との狭間の中から

罪を濾過(ろか)

償いだけ昇天させる


てるてる坊主アッパレな空へ


ディ・エンドの始まり始まり

罪と償い繰り返し

繰り返されていく


雨みっか 晴いつかまで

雨三日 晴五日まで


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