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登場人物〜王都ver.〜

注意!

多分にネタバレ要素が含まれていますので、本編未読の方はご注意ください!!


以下目次。


◇ランディ・バートン

◇ヒューズ・ノバク

◇テオ・モルドーラ

◇ヘンリー・キングラン


◇ランディ・バートン

王都指定調剤師、男


・初登場回 65話「転生者は、警告を受ける」

※名前のみ38話「転生者は、最後の目的を、達成する」から登場


最年少で王都指定調剤師まで登りつめた、笑った際にできるえくぼが特徴的な銀髪蒼眼の美男子。


・好きなもの

甘いもの、可愛いもの


・嫌いなもの

兄と自分に近づいてくる女子、聖女


・性格


表向きは控えめで大人しく緊張しいで、話しかけられてもすぐに陰に隠れてしまいがちな青年。

だがそれは自身の本当の性格を隠すため極端に人と関わるのを避けているせいであり、本来の彼は全くの真逆。

一人称が「私」となると脅威の姉御肌と面倒見の良さを発揮して途端に頼りになる。

実の兄を心の底から尊敬しているが、その愛は少し重め。


・個性


聖剣使いとなったことで王都に連行された兄を追って、合格率1%だが受かれば莫大な研究予算と王族直属の調剤師になれる超難関の王都指定調剤師の資格を最年少で会得した努力の天才。

その優秀ぶりと美形な容姿に雑誌で特集が組まれるほどである。

お陰で王都の大病院に専用の研究室を持てることになったが、兄が小さな村に転勤となってしまい結局離れ離れになってしまった。

そのため原因となったエミリーのことは、あまり良く思っていない。


・能力


◯オネエの調合

奇抜な発想から戦闘に役立つアイテムを作り出すことができる。

主人公と違い副作用はないが、妖精の力を借りることはできない。


◯美形による手厚い看病

自身の調合ポーションを使って重軽傷の患者を治療できる医療術。アフターケアにいたるまで完璧である。




「………おいクソモブ…これは一体なんだ……!」


「ん?そんな怖い顔してどうし…あ、それはこっそり集めてるランちゃんの特集が載ってる雑誌の切り抜きだよ。まだいっぱいあるけど見る?」


「見ねぇよ!!じゃあこれは!?」


「そっちは出版されたばかりのランちゃんの写真集!!は、恥ずかしいからランちゃんには言わないでね?」


「恥ずかしいなら買うなこんなもん!!んでもってこっちはなんだ…!?」


「それは先日貰ったランちゃん直筆サイン入りのノート!私の家宝!!!」


「はぁ!?家宝だぁああ!?」


「あ、もしかしてアルも欲しかった?頼んでこようか?」


「誰が…!!誰がいるかこんなもぉおおおん!」


「ぎゃあああああ!引き裂いちゃだめぇええええ!!!」



◇ヒューズ・ノバク

王都大病院所属医師、男


・初登場回 63話「転生者は、王都へ行く」


主人公の両親と昔から親交がある、ガングロ肌室内サングラス着用必須の暑苦しいお医者さん。


・好きなもの

プロテイン、サングラス


・嫌いなもの

風呂、不治の病


・性格


明るくおおらかな人物でその性格から入院患者達の評判も良い優しいお医者様。

けれど最愛の妻に先立たれてからは自分のことをおざなりにする傾向があり、食事を抜いたり睡眠を取らなかったり風呂に入らなかったりと不養生が目立つ。


・個性


若い頃から王都の大病院に勤めており、主に魔力不足や魔力を蓄える臓器である魔巣に関連する病の担当医。

主人公の父親エドワード・モブロードとは母親のエマと知り合う前から仲が良く、彼が運命の一目惚れをしてからは当たって砕けろの精神で口説けとアドバイスしたことがある。

自身はエドワード達よりも前に結婚しており、主人公レイより少し歳上の息子が一人いるようだが…。


・能力


◯サングラス越しの健康診断

魔力や魔巣の状態を診れる最新医術。

少し視界が悪いのはご愛嬌。


◯覚めない悪夢

※重大なネタバレを含むため割愛



((レイが王都へ向かう前日の一場面。


「それにしても王都の病院の予約なんてよく取れたよな。コネでもあんのか?」


「なんでもお父さんのお友達がお医者さんで、その人に直接電話したら予約できたらしいよ。」


「へぇ、医者の友人とはな。お前の親父さん、顔が広いじゃねぇか。」


「うん…そうだね……。」


「は?なんだその不安そうな顔。人見知りするようなタマじゃねぇだろお前。」


「よくよく考えるとお父さんのお友達ってことはなにかしらネジが外れちゃってるだろうし、うまく意思疎通が図れるか不安で。」


「お前は自分の父親をなんだと思ってやがる!!」


「だって第一印象をお母さんに聞いたら臭いだよ!?臭いってなに!?医者で臭いは絶対まずいって!!あぁああ不安すぎる!!人体実験とかされないよね!?大丈夫だよね!?」


「…………まぁ……なんだ……早く帰ってこいよ。」


「そうする!!」



◇テオ・モルドーラ

王都騎士団副団長/???、男


・初登場回 87話「転生者の選択と、その結末③」

※名前のみ86話「転生者の選択と、その結末②」に登場


深い青色の長髪を一つに束ね、容赦なく敵を抹殺する謎多き副団長。


・好きなもの

なし


・嫌いなもの

※重大なネタバレを含むため割愛


・性格


敵となれば女であろうが子供であろうが関係なく斬り伏せる冷酷な騎士。

立場上多くの部下を従えているが当人は誰一人として信用しておらず、一切の情を持たない。

未来の聖女エミリー以外はどうなろうと構わないという過激な思想を持っている。

その方向性の違いから騎士団長クラウスとは度々衝突しており、仲はお世辞にも良いとは言えない。


・個性


エミリーの護衛として村に配属になったクラウスに代わり、実質王都の安全を任されている王都騎士団副団長。

幼い頃から騎士団に配属しているようだが、彼の過去を詳細に知る者は一人もいない。

時に何処か遠くを見つめていたり切なげな表情を浮かべることもある、謎が多い人物。

ちなみに、そこに痺れて憧れる女性ファンが多い。


※その他、重大なネタバレを含むため割愛


・能力

※重大なネタバレを含むため割愛




「王都でテオさんに会った時、正直終わったって思ったね。無力な子供に対して殺気がダダ漏れだったもの。容赦なさすぎだよあの人。」


「王都の騎士団なんてあんなもんだろ。この村はクラウスを筆頭に考え方が甘いんだよ。」


「そんなものなのかなぁ…ちゃんとお話しすれば分かってくれたりしないかなぁ…。」


「いや無理だろ。つーか剣先向けられたっつのによくそんな発想生まれるなお前。」


「私が無害であることだけでも分かってもらいたいだけだって。会う度に殺気向けられたら心臓がもたないからさ。」


「……まぁなにかしらのきっかけか、それかオレが側にいなきゃ聞く耳を持ってくれるかもしれねぇけどな。」


「え、じゃあいいや。アルが側にいないなんて論外だし、正直アルがいてくれれば私は幸せだもの。」


「っ、だっ、なっ!?だ、誰も聞いちゃいねぇよそんなこと!!」



◇ヘンリー・キングラン

王都の唯一王、男


・初登場回 158話「謎多き騎士は、微笑みを浮かべる」


終始なにかに怯え、痩せ細ったしまった身体で玉座に縋り付く唯一王。


・好きなもの

金銀財宝、権力、聖女


・嫌いなもの

魔物、勇者


・性格


非常に臆病な性格と神経質なことが災いし、自分の思い通りにならないと怒号と叱責を飛ばす暴君。

常に命を狙われているような感覚に囚われているため人前に出ることはほとんどなく、自分が信頼を寄せる者のみその姿を表す。


・個性


若い頃に聖女に命を救われてからずっと聖女を信仰しており、王都騎士団副団長のテオより言付かった聖女の言葉が今の彼の暴走を止めることができる唯一の手綱となっている。

そのため聖女の生まれ変わりとされるエミリーに対する執着は恐ろしく、今すぐにでも自分の手元である王都に連れ戻したいと思っているようだが…。



「ねぇアル、そういえば王都に王様って存在するの?」


「は?いるに決まってるだろ。逆に王都にしか王は存在しねぇよ。」


「え、妖精王様がいるじゃん。」


「妖精王は異質な存在だろうが。あくまで人間で、の話だよ。」


「あ、そっか。じゃあたった一人の王様なんだね。お会いできる機会はないだろうけど、一体どんな人なんだろうね。」


「そういえば見たことはねぇな。まぁ王都に闘技場を作るくらい悪趣味な奴なんだから、どうせロクでもねぇ奴だろうよ。」


「ゆ、夢のないことを…!!普通憧れない!?」


「全く。いいか、あんまり王都に夢を見るなよ。彼処はお前が思っている以上に腐った場所だからな。」


「………そっか。つまり都心は怖いってことだね。田舎万歳。」


「お前が理解してねぇのがよく分かった。」

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