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邪眼に優しいメガネ屋さん

作者:かいみん珈琲
 オレ、芽島卯月(めしまうづき)は邪眼持ちだ。
 
 右目に、魔力を宿した邪眼。
 この世に居座る、邪な存在を視る事ができる。

 人はそれらを悪霊や妖怪なんて呼んでいる。
 だが実際、分けるのが面倒なのでオレは”アイツら”って呼ぶ。

 今日も”アイツら”がひしめいて、右眼がうずく。
 邪眼の力を抑えるメガネを落として、ヒビが入ってしまったからだ。
 上手く力が制御できず、右眼が痛む。

 これは伊達メガネだ。
 日頃から、邪眼への負担を抑えるためのメガネ。
 決して視力が悪いからかけているわけではない。 
 なけなしの小遣いで買った、大事なメガネだ。

 しかし、右のレンズがヒビに入ってしまっている。
 そのため、視界も曖昧。
 邪眼の制御もままならない。

 今日の放課後。
 メガネ屋さんに行くとしよう。
1/邪眼  
2020/11/16 01:05
2/メガネ屋
2020/11/16 01:07
4/大事なモノ
2020/11/16 01:08
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