オラァ!第6話 始動
いやぁ評価が8ポイントも!嬉しいですねぇ!!
〈8月2日〉
…ん?ここは…?
暗いし…臭いし…さては洞窟か!
でも俺って…戦いの後にぶっ倒れてそれっきり…
今日は多分2日目…
いや、待てよ!2日目って!
「めちゃデカアルマジロやんけ!」
ズッコー!
あれ?誰かいるのか?
「なんだぁオヤブン起きてたんすか!」
ん?どっちかわかんないけど…
「お前は…ジロー?」
「なにってるんですかオヤブン!オイラはタローっすよ!」
「そうか…すまん!」
「べつにいいっすけど〜…ジローは今、狩にいってるっす!もうすぐ帰るっすよ!」
そうかそうか…それは良かった…って
「いや!めっちゃデカアルマジロどうなってんだ!?」
(・・?)
「あー…ヌシのことっすか?いなくなったあとにでかけたのでダイジョーブっす!」
あ、うん。
アルマジロが出たのが昼間だったから…今は夕方ぐらいだな。うん
よし、じゃあ筋トレでもして待ってるか…。
「よっこい…せ!」
ボキバキ!
「あ“あ”お“ん”」
バタッ…
Σ(゜д゜lll)
「なにしてんすかオヤブン!あんな怪我したんですからまだ動いちゃダメっすよ〜!」
「う“う…そういえばそうだった…」
戦いの最中は全然痛くなかったのになぁ…なんでだ?
まぁいいや…
スースー…
「またオヤブンねちゃった…まぁあれだけ無理したんだから仕方ないっすよね〜」
それから数日後…
〈8月15日〉
「ふー今日もこれだけ獲物がとれたなぁ!」
「やったすね!オヤブン!」
「キョーもいっぱい食えますぜ!オヤビン!」
この数日間の狩でわかったことは
面倒見がよく優しいのがタロー
口調が悪いが戦闘では頼りになるのがジロー
どちらも頼れる奴らだ
〈ピロン!ランニングクリアー!体力20up!
ステータスを表示します。
モヒ カンタロウ(喪飛 貫太郎)
種族ゴブリンエリート
眷族タロー ジロー
経験値163
HP60/60
筋力97
体力100
スキル
〈悪臭1〉 〈悪運3〉 〈戦闘本能3〉 〈戦闘技能3〉 〈頑丈5〉
EXスキル
《トレーニング》
敵性個体討伐3/10 全ステータス30up
筋力トレーニング423/4000回 筋力30up
ランニング8/100000m 体力25up
《ループ》
敵に倒された場合ステータスを下げずに復活
ステータスが一定を超えていた場合進化。死んだ前日に戻る
ただし勇者の攻撃を受けた場合は復活できない
ムレルモノ
自分より下位のゴブリン種が眷族に付くことによって
1体につきステータスが5upする。
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よし、なんかよくわからんがだいぶ強くなってきたぞー!
最近は平和だし、そろそろ何か起きるような気がする…。
「ま、いっか!洞窟に戻るぞー!!」
「「おーー!!」」
ワイワイ…ガヤガヤ…
一方その頃…
・・・そろそろ えらばれし ゆうしゃ 4にん が あつまるころ か
「やりましたよ!◼️◼️◼️様ぁ〜勇者四人転移完了ですぅ〜」
・・・しごと が はやいな
「うふふ!それほどでもないですよ〜!
…ところであのゴブリンは…げっ!なんでこんなにステータスが上がっているの!?
普通の冒険者でも全ステータス30超えるぐらいなのに…
しかも◼️◼️に近づいてる…!これは大変だ!!早めに勇者に討伐させなきゃ!!」
・・・しかたあるまい ゆうしゃに あのスキルを つけろ
「わかりました!でも◼️◼️◼️様のお力が…」
・・・いいから やるのだ
「勇者よ早くあのゴブリンを討伐するのですよ!!」
ブゥウン!!
シュン!
かんそう は ない けど…