☆ オラァ!第4話 衝突
12/30修正しました。
やっぱり加筆だから文字数が膨れ上がる…
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お前らなんだその顔は…
「イヤ、コレハソノ…」
「オラタチキノウカラナニモクッテナインスヨ…」
ゴブリン達は怯え…いや申し訳無さそうに謝罪していた。
(まぁ悪いやつじゃなさそうなだけにどうしようか…
子分にでも誘ってみるか…)
「おまえらくうのにこまってるんなら、オレについてくるか?」
俺の一言にゴブリン達は凄く驚いた表情で
∑(゜Д゜)「エ!イイノ!?」「ホントニイイノ!?」
正直に「お前らが別の動物だったら食ってた」とはいえず…
「まあ、オレもヒマだからなぁ…ショクジにはこまらないぜ。」
(くっくく…これなら多少強い奴が現れても楽勝かもなぁ…)
そんな考えとは裏腹に
「ア、アリガトーゴザイマスエリートサマ!」
「コノゴオンハケシテワスレマセン!!」
めっちゃ嬉しそうに喜んでいた。
少し罪悪感があったので、適当に名前をつけることにした。
「よし、じゃあよぶときふべんだしなまえをつけよう。
う〜ん…タローとジローでいか?」
適当に…
「ナマエモクレルナンテ!アリガトーゴザイマス!」
「イッショウツイテイキヤスオヤブン!」
なぜか本当に罪悪感に苛まれつつあるが…
〈ピロン!個体タローとジローが眷族になりました。
ゴブリンのlムレルモノ《種族特性》が解放されました
全ステータス10up!ステータスを表示します。〉
モヒ カンタロウ(喪飛 貫太郎)
種族ゴブリンエリート
眷族タロー ジロー
経験値25
HP30/30
筋力47
体力50
スキル
〈悪臭1〉 〈悪運2〉 〈戦闘本能1〉 〈戦闘技能1〉 〈頑丈1〉
EXスキル
《トレーニング》
敵性個体討伐0/5 全ステータス15up
筋力トレーニング0/2000回 筋力20up
ランニング0/80000m 体力20up
《ループ》
敵に倒された場合ステータスを下げずに復活
ステータスが一定を超えていた場合進化。死んだ前日に戻る
ただし勇者の攻撃を受けた場合は復活できない
ムレルモノ
自分より下位のゴブリン種が眷族に付くことによって
1体につきステータスが5upする。
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(うわっ!なんか色々きたなぁ…まぁステータスがアップするしいいか!)
突然いろいろきたのにはビビったが…気をとりなおして
「まずはにくでもくうか!」
そう言うとゴブリンは踊り出した。
「フォー!」「ハラヘッター!」
ムシャムシャ…ゴキバキ…
踊りながら食い始めた…
(ニヤリ…これでとりあえず餌付けは完了だな…)
そう自分を納得させつつゴブリンの食事を見守った。
「プハー…」「ゲンキヒャクバイ!」
ようやく食べ終わったのかゴブリン達は踊っていた
(よしよし…)
「それでは!これからかりにいくぞー!」
٩( ᐛ )و
「オー!」 「イクゾー!」
腹が満腹になりノコノコとついてきたゴブリン
を確認して
(これからお前らは“歩き地獄”が待ってるのさぁ…)
俺は内心にやつきなが歩いて行った…
ところが
(´Д` )
「ハァハァ…」「ゼェゼェ…」
「…もう疲れたのか?」
あまりの体力のなさに呆れた…
「「ハヤスギマシュ…」」
(あ、うん…流石にノーマルゴブリンにはきついかぁ…)
そう思った俺は休憩をとってやることにした
「すこしきゅうけいするか!」
*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
よっぽど嬉しいのか…ゴブリン達は2人?2匹?で抱き合っていた。
(オレは元気だしトレーニングでもしてよう)
「腕立て…腹筋…背筋…スクワッド…」
フッフッフッフ…
「ナンテハヤサナンダ…!」
「カ、カッコイイ…!!」
(よし、そろそろいいか。)
そしてゴブリンに行こうと告げようとしたその時…!
『ブヒブヒ…』
何かの鳴き声が聞こえて振り返った
するとそこには…
∑(゜Д゜)
「ヒッ!」「オ、オークダ…コ、コロサレルゥ…」
抱き合って震えているゴブリンがいた。
「どうしたんだオマエら…」
酷く怯えながら
「オ、オークデス!オークデスオヤビン!」
「ニ、ニゲマショウ!!」
ゴブリン達は叫んだ!
『ブヒッ!そこにいるのはわかってるんだぞおまえら…ブヒ…』
バキバキ…と枝が折れる音がした。
俺はみた。豚の顔と筋肉質な体を持つ化け物を!
(なんだよあのデカさ…顔が豚でムキムキ…?)
俺は驚いた…そしてそれ以上に…
(キ、キモイ…)
豚と人が合わさった化け物のキモさを痛感した。
『うまそうなゴブリンだブヒッ!くってやる…』
奴はニチャァ…と笑い手に持って棍棒でなぎ払う
ドン!!
その後に離れた場所で
「グ…グベェ…」
と呻き声が聞こえて…
その声には聞き覚えがあった…タローだ。
その瞬間、俺の中でプツンと音がした。
(…くそっ!あの野郎…ぶっ殺してやる!!)
「なにすんだブタァ!」
勢いよく豚の元へ走った!
(素手だけど仕方ねぇ!)
そしてみぞおちの部分に狙いを定め思いっきり腕を振り上げた!
バンッ!!
『ブッ!ブブゥ…ゴブリンなのになまいきだ!!」
スッ…
豚はその体からは想像できないような身のこなしで
棍棒を振りかぶった
ブン!
だが俺の小さい体で軽く避けた
その勢いを利用し
すぅ…と息を吸い
腹を思っ切り蹴り上げた!
ガンッ!!
『グヒッ!!こn(ドンッ!!
何か喋ろうとした豚をぶん殴り
(言わせねぇよこのクソ豚!!)
俺は蹴ったり殴ったりを繰り返した
ドンッ!
バンッ!
ガンッ!
そして思いっきり横っ腹を蹴る!
ゴンッ!!
ボキボキと音をたてながら豚は倒れた。
ドシン!
『ブフゥ…せめて…いのちだけは…』
豚は俺をみて必死に命乞いを始めた。
(コイツ…ここに来て命乞いか…)
俺は迷わず言い放つ
「お前が殺す気で来たんだろ…死ぬぐらいの覚悟はしとけ!!」
そして
すぅ…と息を吸い込み
奴の首に向かって足を蹴り下ろした…。
パァンッッ!!!
・・・
〈ピロン!敵性個体を討伐しました。1/5
経験値を30獲得しました。レベルは上昇しません。
スキル〈悪運〉1up!スキル〈戦闘技能〉1!up
スキル〈戦闘本能〉1up!
ステータスを表示します。
モヒ カンタロウ(喪飛 貫太郎)
種族ゴブリンエリート
眷族タロー ジロー
経験値55
HP30/30
筋力47
体力50
スキル
〈悪臭1〉 〈悪運3〉 〈戦闘本能2〉 〈戦闘技能2〉 〈頑丈1〉
EXスキル
《トレーニング》
敵性個体討伐1/5 全ステータス15up
筋力トレーニング745/2000回 筋力20up
ランニング3023/80000m 体力20up
《ループ》
敵に倒された場合ステータスを下げずに復活
ステータスが一定を超えていた場合進化。死んだ前日に戻る
ただし勇者の攻撃を受けた場合は復活できない
ムレルモノ
自分より下位のゴブリン種が眷族に付くことによって
1体につきステータスが5upする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フゥ…
一息ついきタローとジローの元へ向かおうとしたとき
ドシン…ドシン…
どこかで聞き覚えのあるような音が…
(!?まさか!!)
俺の目に映るのは3匹の豚…
『ブブゥ!!』『ブヒブヒ…』『ブホゥ…』
そして
偉そうな紅の豚
『…俺の子分をころしただと…?いい度胸してんじゃねぇかゴブリンの癖によぉ…』
しゅくだいが おわらん…
もう どぉーにでもなれぇ!!