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第四話「迎え」

 一週間ほど経った水曜日に三人の元に天使ヘカロからメールが届いた。


 メールの内容は深夜零時に夢の中に迎えに行くので何か用事あればそれまでに済ませて眠っておいてくれという事である。

 眠れなくとも横になって目を閉じていればいいが起きて何かしていると不参加とみなして以降の連絡は絶つとも書いてあった。

 最後に付け足すように外を出歩けるような普段着を着ていてくれと注意が書いてあった。


 その日の夜、約束通り零時前にベッドに横になった秀樹はいつの間にか夢の中の草原に立っていた。


「あれ? ああ……マジかよ、寝てから三分経ってないぜ」


 驚く秀樹の上を影が横切り周りの草がサワサワと大きく揺れる。

 空を見上げると天使ヘカロが翼を広げて降りてきた。

 風になびいて乱れた長髪を手でさっと整えると秀樹を見てニコッと笑う、


「時間通りだな、では会場へ行くとしよう」

「会場? 栄二や恒夫は? 」

「ゲームの説明をする会場だ。詳しい説明を個別にしていたら一日仕事になるからな、栄二くんと恒夫くんも直ぐに連れて来る」


 天使ヘカロが秀樹の右手を握る。

 翼を羽ばたかせると秀樹と手を繋いだままふわっと浮かび上がった。


「うわっ、夢の中とは思えないな、意識はハッキリしてるし風も感じるし……凄いな」

「夢の中といっても現実と変わりないからね、ゲームに参加すればもっと沢山の事が経験できる。では行こう」


 ヘカロと秀樹が飛んでいく、

 物凄いスピードだがヘカロと手を繋いでいるためか少しも怖くは無い、それどころか通り過ぎる景色を見下ろして楽しんでいた。


 永遠に草原が続くと思っていたが少し飛ぶと大きな山々が見えた。

 川や湖もある。

 何もいないと思っていたが草原を走る馬や牛のような生き物や湖には水鳥やワニのようなものも見え、豊かな自然が広がっていた。


 暫く飛ぶと小高い丘が見えてきた。

 その丘にある開けた広場がどうやら会場らしい。

 空から見た広場には翼を生やした数人の天使とゲーム参加者らしい私服姿の男女が数名いるのが見えた。その真ん中へヘカロと秀樹が降りる。


「私は栄二くんと恒夫くんを迎えに行くのでお茶でもして待っているといい、ここにあるものは何でも食べて結構だ。もっとも夢の中の物だがね、いくら食べても現実には反映されないから太らないという安心はあるな」


 悪戯っぽく微笑むとヘカロが飛んで行った。



 秀樹が会場を見回す。

 土が剥き出しの地面に長机と椅子が並べられているだけの広場である。

 前に小さなステージのような台が置いてあり広場の左右に小さいテントが張ってあってその下のテーブルに料理などが並んでいた。

 自由に食べていいらしく数名の参加者が談笑しているのが見える。


「江藤か? デブキだろ? 」


 キョロキョロしていた秀樹の後ろから声がかかる。

 振り返ると中津大樹なかつだいきが馴れ馴れしく声をかけてきた。


「やっぱデブキだ。なんだデブキも神様のゲームに参加するのかよ」

「 ……中津か」


 秀樹の顔が厭そうに強張った。

 嫌悪するのも当然である。

 中学の頃に同じクラスだった中津は当時太っていた秀樹の事を散々からかっていた中心人物だ。


 中津大樹は耳が隠れるくらいの長い髪をしたイケメンだ。

 頭が良く運動もそつなくこなし小学校から女子に人気でモテモテだった。

 オタクの秀樹から見れば別次元のリア充である。


 それだけなら嫌わない、

 中津は底意地が悪く狭量で自分より劣るものを苛めていたのだ。

 体を鍛えてデブではなくなった秀樹の事を当時と同じ渾名のデブキと呼ぶ事からも意地の悪さがわかる。


 嫌そうな顔をして何もこたえない秀樹に構わず中津が話し出す。


「誰と参加するんだ? あと二人は誰なんだ? 俺のところは佐伯と東條さんだ。美人の東條さんとスポーツ万能の佐伯に俺だぜ勝ちは貰ったようなもんだな」

「東條さんはともかく佐伯か……あいつ運動神経抜群だからな」


 話すつもりはなかったが佐伯が参加すると聞いて思わずこたえていた。

 秀樹が乗ってきたのに気を良くしたのか中津が饒舌に話し出す。


「おいおい東條さんをオマケ扱いするなよ、同じオタクだけどお前らと違って東條さんは役に立つぜ、魔物や魔法の知識があるからな、俺はそういうの知らないから正直助かるよ美人だしな、頭の良い俺とスポーツ万能の佐伯に魔物とかの知識のある東條さんでグループを組むんだ。バランスの取れた勝ちを狙えるグループだぜ」


 しまったという顔をしながら秀樹が話しを続ける。


「確かにお前は頭いいけど自分でよく言えるな、東條さんは腐女子って言うんだ。美人なのに残念だけどな、それと悪魔や魔法なら俺も栄二も知ってるぞ、でもそれがゲームに関係あるのか? 」


 中津が怪訝な顔で訊き返す。


「お前聞いてないのか? 双六の設定が魔物や魔法がある世界らしいぜ、双六っていうかボードゲームだな、人生ゲームとか桃鉄みたいにいろいろ設定があるだろ、この神のゲームは魔法の国が舞台らしいぜ」


 初めて聞く話しに秀樹が驚き顔で頷いた。


「そうなのか……天使へカロさんは言ってなかったけどな」


 中津が呆れたような半笑いで秀樹を見つめる。


「何のゲームかも知らずに参加を決めるなんて相変わらずバカだな、それで残りの二人は誰なんだよ、俺も教えたんだから言えよ」


 秀樹の顔が厭そうに歪んでいく、普段なら怒鳴り返しているのだが怒りもしない。


「まだ参加するって決めてないだろ、最終確認はここでするって事だろ……俺の方は栄二と恒夫だよ」


「栄二はともかく恒夫かよ!! 」


 中津の声が大きくなる。

 明らかにバカにしたような態度だ。


「こりゃいいや、全部オタクのオタチームだぜ」


 中津が腹を抱えて笑い出す。


 こうなる事が分かっていたから秀樹は言いたくなかったのだ。

 普段おとなしく目立たないオタクの秀樹や栄二と違い恒夫は中学の頃からDQNグループと付き合いがありいろいろ問題を起こしているどうしようもないバカというのが中津の認識だ。


 電化製品の修理やバイクの整備も出来る恒夫は確かにDQNたちと付き合いはあったが悪い事といえばDQNが盗んできたバイクを改造したりするくらいで自ら盗みなどはしていない、DQNたちから頼まれて引き受けるのも自らを守るためでもあった。

 ハゲでチビでオタクでもDQNと仲のいい恒夫を苛める者は誰もいなかった。

 役に立つ恒夫はDQN仲間の間でもそれなりの地位がありパシリでもなく快適に過ごせたのである。


 中津たちはそれが気に入らなかったらしく面と向かって言えないが陰では恒夫の事を一番バカにしていた。


「勝手にバカにしてろよ、恒夫は役に立つんだからな、お前は確かに頭はいい、東條さんもいろいろよく知ってる。でもな恒夫はお前らよりもっといろんな事を知ってるぜ、ハゲでチビで力も無いけど手先が器用で何でも作れるし修理も出来る。魔法の世界でもきっと役に立つぜ」


 ムッとした顔で秀樹が言い返す。

 恒夫は確かにヘンタイだが仲のいい友達なのだ。


「何でも作れるか……確かにそれは認めるよ、バカどものバイクを改造したりしてたからな、でも魔法の世界でそれが役に立つかな? 物を作る知識くらい俺も持ってるよ」


 中津の眉がピクッと動いた。

 恒夫の能力は認めているがヘンタイに負けたくないという気持ちがあるのだろう、対抗意識むき出しである。


「いくら秀才でも手先の器用さは恒夫にはかなわないぜ、佐伯も東條さんもな」


 悔しがるだろうと様子を伺うが中津は秀樹を見ていなかった。

 中津が見つめる秀樹の後ろから声が聞こえた。



「えへへへへっ、そんなに褒められると照れるなぁ」


 いつの間に来たのか薄い頭を撫でながら頬を染めて照れている恒夫が立っていた。

 近くに天使ヘカロは居ないので少し前に連れて来られたのだろう、それで二人の話しを聞いていたのだ。


「 ……それが役に立つのか? どう見てもただのヘンタイだぞ」


 中津がじとーっと軽蔑した目だ。

 秀樹も何も言い返せない。


 恒夫はヨレヨレのシャツに下はトランクスだけの姿だ。

 他の全員が外を歩く普段着を着て集まっている中で恒夫だけが明らかに浮いている。

 というか一人だけ明らかに怪しい人物である。


 恒夫がいつもの飄々とした顔で口を開く、


「人を見かけで判断するなよ、これは敵を欺く仮の姿だ」

「シャツとパンツ姿で何を欺くんだ? 仮の姿も何も身も心もヘンタイだろうが…… 」


 中津は呆れ果てて言葉が続かない。


「何でシャツとパンツなんだ! 普段着にしろってヘカロさんも言ってただろが! 」


 秀樹が真っ赤な顔をして怒り出す。

 当然だ。

 先ほどまで恒夫を褒めていたところにヘンタイ丸出しで現れて怒らない方がおかしい。


「うへへへっ、だってシャツとパンツ一丁じゃないと寝れないんだ俺」


 気持ちの悪い声で照れるようにして笑う恒夫を秀樹がまた怒鳴りつける。


「アホか!! 寝るんじゃなくて横になって目を閉じるだけでいいって言ってただろ」

「分かってるよ、だから奮発して新品のトランクス穿いてるんだからな、勝負パンツだぞ、可愛いだろ猫さんパンツだぜ、セクシーだからって襲うなよ」


 恒夫がプリっとお尻を向けた。

 小さなトラ猫がたくさん印刷されたトランクスを自慢気に見せている。


「黙れ、襲うかヘンタイ! 何の勝負をするつもりだ。何考えてんだお前は…… 」


 怒鳴りつける秀樹の顔が最後には弱り切った表情に変わっていた。

 怒られた恒夫は平気な顔だ。

 シャツとパンツ一丁でも恥ずかしいとさえ思っていない堂々としたものである。


「あははははっ、どこかで見たことあるバカがいると思ったらヘンタイの城道にゴリラの江藤かよ」


 可愛い笑い声を出しながら東條鈴奈とうじょうりんなが歩いてきた。

 隣に佐伯敏明さえきとしあきもいる。


 東條は肩の上くらいまでのショートの黒髪に少し吊り上がった目をした気の強そうな美人だ。

 美人だと自覚しているのかアニメ好きの腐女子だと公言している。

 クラスの男子も腐女子だからといってバカにしたりする者はいない、イケメンのオタクが女子に受け入れられるのと同じ事である。

 美男美女は何をやっても得だということだ。


「お前らがいるってことは残りはガリガリの野方だな、オタ三人組かよ」


 東条の隣で佐伯もバカにしたような笑い顔だ。

 スポーツ刈の頭に肩幅の大きなガッシリした体躯をして如何にもスポーツマンという感じの男が佐伯だ。

 はっきり言ってバカである。

 スポーツバカという言葉がピッタリなのが佐伯だ。



 恒夫が東條をガン見しながら口を開く、


「なんで? どうして? 何で夢の中なのに東條は裸にならないんだ。俺がこれだけ念じてるのに…… 」

「なるわけないだろ!! セクハラだぞヘンタイ」


 まるでゴキブリでも見るような目つきで東條が怒鳴る。


「夢の中なんだからせめて寝巻き姿でも……東條って何着て寝るの? ネグリジェ? ジャージ? それとも俺みたいにパンツ一丁か? 」


 ヘンタイの恒夫は女子の蔑む目つきにも慣れたもので少しも怯まない。


「黙れヘンタイ! お前になんか言うわけないだろ、だいたい何でお前はそんな格好なんだよ普段着だって天使さんが言ってただろ」


 東條の正面で恒夫がバッと両手を広げる。


「嘘偽りのない俺の姿を東條に見てもらいたくてな、どうだ東條、俺の勝負パンツは? セクシーだろ抱かれたくなっただろ、遠慮はいらん俺の胸に飛び込んで来い」


 東條がぞわわっと全身を震わせる。


「誰が飛び込むか! お前に飛び込むくらいなら電車に飛び込むわよ」


 怒鳴る東條の前で恒夫がぷりっと尻を振って見せる。


「じゃあ俺のパンツ見た代わりにおっぱい見せろよ東條」

「何でだ!! 」


 真っ赤な顔で怒鳴ると東條が続ける。


「そんな汚いもの見たくて見たんじゃない、こっちが慰謝料欲しいくらいだ」


 東條の怒り顔を見て恒夫が嬉しそうにブルッと震える。


「やっぱいいなぁ~~、怒った顔は…… 」


 恍惚の表情で呟くと恒夫がニヘッと厭らしく笑う、


「じゃあ東條はどんなパンツ穿いてんの? 俺の見たんだからそれくらい教えろよ」

「何がじゃあだ。お前が勝手にそんな格好してるだけだろがヘンタイ」


 恒夫と東條の会話を誰も止めようとしない。

 エロい事を平気で聞く恒夫を秀樹だけでなく中津や佐伯も心の中で応援していた。


「どうにかしろ江藤、お前このヘンタイの保護者だろうが」


 恒夫相手では埒があかないと東條が秀樹に突っ掛る。


「誰が保護者だ。東條さんと佐伯が先にバカにするから悪いんだろ……恒夫もその辺で止めとけよ、みんな見てるからあまり目立つような事するな」


 秀樹が周りの目を気にして恒夫を止めた。

 神様のゲームがどんなものか詳しく分かっていないのだ。

 ここに集まったもの同士で戦う事もありえるだろう、目立って敵を作る事は出来るだけ控えたいと考えた。


「オタクの遊びならともかくゲームで恒夫と組むなんて大変だぜ秀樹」


 佐伯が同情するように言った。

 秀樹とは家が近所で小学校の頃はよく遊んだ仲である。


「俺も始めはそう思ったんだがな考えてみると恒夫は俺や栄二よりいろいろ知ってるから役に立つと思うぜ、ヘンタイだけどな」


 ちらっと恒夫を見てから秀樹がこたえた。

 釣られるように恒夫を見ながら佐伯が続ける。


「いろいろ出来るのは俺も認めるよヘンタイだけどな」

「俺とも栄二とも違うタイプだから何かの役に立つだろ、それよりお前こそ足大丈夫かよ、どんなゲームか知らないけど走り回ったりしたら大変だぜ」


 秀樹と佐伯の会話には中津や東條のような刺々しさは無い。


「まあな、でも短時間なら心配無いよ、そもそも怪我を治してもらうためにゲームに参加するんだからな、お前はどんな願いをするんだ? 」


 興味深そうに訊いてくる佐伯に秀樹が少し考えてから口を開く、


「俺はまだ考えてない……勝ってから考えるよ」


 秀樹が嘘をついた。

 ゲームに勝って神様に超イケメンにしてもらうのが願いだ。

 だが足の怪我を治したいという佐伯の真面目な思いに恥ずかしくてこたえられなくなった。


 佐伯は足を大怪我してサッカーを止めたがそれまではプロのスカウトも見にくるほどのエースストライカーだった。

 運動能力はもとより反射神経も勘も鋭くサッカーだけでなく野球や水泳などあらゆるスポーツを上級レベルでこなしていた。


 それが足の大怪我によって殆どのスポーツを諦めなくてはならなくなった。

 短時間の遊びレベルなら問題無く能力を発揮できるがプロの世界では使えないという事である。



 そこへ天使ヘカロが栄二を連れてやってきた。


「恒夫これ貸してやるから穿け、まったくお前は……ヘカロさんに迷惑かけるなよ」


 栄二がジャージを差し出す。

 天使ヘカロに頼まれて恒夫のために持ってきたのだ。


「別に俺はこれでいいけどな…… 」

「いいから黙って穿け、お前がよくても俺たちが迷惑なんだからな」


 お気に入りのトランクスのお尻をポンポン叩く恒夫を秀樹が怖い顔で睨み付けた。


「勝負パンツなんだぞ、縁起物だからな…… 」


 恒夫が渋々といった様子でジャージを穿いた。


「ヘンタイの管理はしっかりしろよな、草部高校の恥さらしだけはさせるなよ」

「城道はもう話し掛けてこないでよね、知り合いだと思われると恥ずかしいから」

「役に立つかもしれんがヘンタイの世話は大変だぞ」


 秀樹と栄二と恒夫のやり取りを見て中津と東條と佐伯が続けて言った。


 恒夫が中津たちに振り向く、


「ヘンタイヘンタイってお前らいい加減にしろよ、俺のどこがヘンタイだ」


 中津たちの代わりに隣にいた秀樹が大声を出す。


「全部だ。全部! 周りを見てみろパンツ一丁にシャツだけなんてお前だけだ。しかも恥ずかしそうにしているならともかく堂々とパンツ見せてるヘンタイはお前だけだ」

「まったく恒夫は……まあその物事に動じないところは頼りになるんだけどな」


 もう慣れたもので栄二は苦笑いだ。

 様子を伺っていた天使ヘカロが割り込んでくる。


「他も全員揃ったみたいだな、ではステージの前に集まろう、今からゲームの説明と参加するかの最終確認を始める」


 ヘカロに連れられて秀樹たちはステージ前に並べられた椅子へと向かう、中津たちも他の天使に連れられて椅子に座った。


 同じように天使に連れられた三人組がそれぞれ椅子に座っている。

 秀樹がざっと見回すと6グループで合計十八人いた。

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