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26/62

【26】

こちらに来て一カ月。

マコト達も、現実に戻るためにありとあらゆる方法を試した。


何よりもまずはコマンドを呼びだしたかった。

コマンドが出ればGMコールが使える。

ゲームマスター、つまり運営に連絡が出来る。

とにかく誰かに事情を説明して欲しかった。

一体どういう状況なのか。これはいつまで続くのか。


ゲームのログアウトもコマンドから行える。

ログアウトすれば現実に戻れるだろう、と期待していた。


マコト達は、コマンドを呼び出すために色々と試した。

念じてみたり、声に出してみたり、身体のあらゆる部分を押してみたり。

もしかすると死ねば出るかもしれない、とも思ったがこれだけは試せなかった。

最初の二日程をこれらに費やしたが、結局、無駄だった。


一旦、コマンドの事は諦め、他のプレイヤーと情報を共有するべく四人で街に行った。

しかし街は、協力とは程遠い混沌に満ち溢れていた。

その光景を見た四人は、現実に戻る方法よりも自分達の身の安全を担保するため、

住処であるダンジョンに逃げ戻った。


《魔窟王》ユウゴが持つ、無数あるダンジョン。

ゲーム時代からスペックは変わりないか、ギミックは正常に機能しているかどうかの確認。

そして、置かれたアイテムの価値、モンスターの強さは同じか。

それらを調べるのに膨大な時間を要した。


調べてわかったことは、余程のヘマをしない限り、マコト達の身は安全は保証された、ということだった。


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