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【22】
潮に話の続きを聞くべく、マコトはタケと二人《魔具屋-塩猫-》に訪れたが
入口の扉にはCLOSEの札が掛けられていた。
「閉まってるぞ。中には……誰もいない」
マコトは窓の隙間から中を様子見た。
「妙だな……。ソルティキャットが店を閉めるなんて」
「店はずっと開け続けるのが一番の信用やで」と、
年末年始関係なく開店し続け、
ギルドメンバーである従業員達を困らせたそうだ。
「さて、どうするか…」
話が聞けないのであれば、ここに用事はない。
ユウゴは侵入者の後始末があるため来ていない。
タケと二人で街を散策するのも何か違う。
「マコトさんっ!!」
声の方を向くと、こちらに駆け寄ってくるパルムがいた。
「やぁ、パルム。店閉めて……」
「マ、マスターがさらわれましたっ!」
「「はぁ?!」」
「と、と、とりあえずな…?…な、泣いていては何もわからないぞ…」
いきなり泣き出したパルムをタケが必死に宥めている。
タケはこういうのが苦手だ。
本来ならマコトの役目なのだが、パルムは何をどう間違えたのか、
タケの胸元に飛び込んできてしまった。
「よ、よーし…。まずは深呼吸しよう、な…」
少し落ち着きを取り戻したところで、詳しく話すよう促した。
「…すみません。みなさんが帰ってから、すぐの事です…」




