#7 俺を街まで連れてって?
「わたしはシャルルと言います。今回は助けていただいてありがとうございました。」
金髪のポニーテールの揺らしながら、上品に頭を下げてきた。歳は俺と同じくらいだろうか。マップでの色が青点に変わっている。
かわいいというよりはカッコイイと言えるが、かなり美人だ。
「俺はナカヤマ・レン。いや〜、このくらい人として当たり前ですよ。困った時はお互いさまでしょ?」
俺は謙遜して言うが、彼女はそれが何か気にあらなかった様子。
「考えまいと思っていましたけど、最初私のこと見捨てていこうとしていましたよね?」
「②を選んでも助けつもりだったんだよ、街まで行って冒険者ギルド探して救助隊を編成してもらってからだけど。」
「それ遅くないですか?そんなことやってるうちに私がゴブリンにやられてましたよ!!」
「そん時はそん時で死体だけは回収するつもりだったから安心しろ。」
「もっと酷いです、最低ですよ。」
ワガママな奴だ。
「シャルはどうしてこんな所で戦っていたんだ?」
「いきなり、その呼び方なのですか。私はFランクで、ギルドでゴブリン討伐のクエストを受けたので、そのためです。普段なら一匹づつで行動しているはずのゴブリンなんですけど、運悪く群れに遭遇してしまいまして...」
そこを俺が助けたということか。
「見捨てていこうとしましたけどね。」
ホンマ、しつこいやっちゃな。
「それで、レンくんは「蓮さんだ。」..レンさんはどうしてこんな所にいるんですか?見た感じ冒険者じゃないようですし。」
「俺は訳あって国を出てな、放浪の旅の途中だ。」
嘘はついてないぞ、黒子にこっちまで連れてってこられたし、30分ぐらい森の中を放浪してたしな。
「私と似たようなものですね。早速、魔石を回収して街に戻りましょうか。レンさんも来ますか?」
「もちろんだ。ギルド登録もしてみたいしな。」
そうして、俺たちは街へ向かった。
★☆★
「ゴブリンの魔石2個は俺のだからな。」
「もちろんですよ。(細かい人ですねー。)」
「なんか言ったか?」
「いいえ、何も言ってませんよ。」
「そうか、細かい人ですねー、とか言われたのは気のせいだったか。」
「聞こえてるじゃないですか!」
神様の質問コーナー
神「ヒロインのシャルルって作者の好きな人を元にしてるんですよね?」
作者「いちおうね。」
神「やばくないですか?」
作者「え?どこらへんが?」
神「この小説の主人公は?」
作者「それはもちろん、中様だy、あ!?」
神「やっと気づきましたね。ではでは、また次回もお楽しみに〜。」




