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#5 目的地に着く?

戦いを観に行く途中、鑑定を使ってある物を大量に集めていた。


「おっ、こっちにもあるじゃん。採取〜採取〜♪。」


それを片っ端からアイテムボックスに抜いては入れてを繰り返している。


「まさかあると思っていたけど、こんなに生えてるとはねぇー。」


手に持ったそれを鑑定した。


・・・・・・・・・・・・・・


薬草

説明 : 失ったHPを少し回復できる。飲み込んでも、傷口に塗っても効果を発揮する。スキル調合で効果を上げことが出来る。※貴方の心の傷は塗っても治りません。友だちに話を聞いてもらいましょう。


・・・・・・・・・・・・・・


他にも、毒消し草やマヒ消し草なども見つけただけ取っておいた。


かれこれ10キロ程とった頃だろうか、マップを見ると白点が少しに小さくなっていた。


戦い疲れて弱くなっているのだろう。


「そろそろ動くか、戦いも終わりそうだしね。」


俺は地面を蹴って走った。かなり速い、地球にいた頃の2倍ぐらいの速度がでている。


「ふははは、これがステータスの...いや俺の力か‼︎」


さらに、速度を上げ走り抜けていった。


★☆★


目的地のそばまで歩いて行くと、金属と何かが擦り合わう音が聞こえてきた。


「イッテー、まさか木に激突するとは、中山蓮、一生の不覚。」


頭にできたタンコブに薬草に当てながら近くの草やぶ

に隠れ、戦いをみる。


白点が表していたのは人間の女性で、私、初心者冒険者やってるんですオーラがプンプンしている。


赤点の方は、「グギャギャギャッ‼︎」ゴブリンだ。


みどり色の身体をしたゴブリンだ。



「鑑定」

・・・・・・・・・・・・・

ただのゴブリンLV5

ただのゴブリンLV5

杖持ちのゴブリンLV7

(人族)シャルル・アルテミスLV10

・・・・・・・・・・・・・

情報少な!鑑定の意味ねーじゃん。


2体が棍棒を持って冒険者を殴りつけ、残りの一体が杖を持って呪文を唱えている。


勝負の方はゴブリンたちが若干有利だ。


冒険者は2体の攻撃を捌くのが精一杯の様子、何とか隙を突き剣で斬りつけるが傷が浅い、杖持ちのゴブリンが回復魔法を使ってすぐに癒えてしまう。


ついには、棍棒で剣を弾き落とされ、膝をついてしまた。勝負ありだ。


戦いもゴブリンの勝ちで終わり、俺はこの後の行動を考える。


① 勝負に乱入して彼女を助け、街まで連れてってもらう。

② ここを去って自分で街を探す。


どちらにしようか迷う。


「①でしょ!迷わなくても‼︎何で見捨てていこうとするわけ!?」


彼女がこちらに向けてそう言ってきた。


あいつはなんで俺の考えていることが分かったんだ?

「考えていることが思いっきり口に出てるから‼︎」


なるほど、気を付けよう。だが、


「それが人にものを頼む態度か。そ〜か、そ〜か。」


「お願いします。助けて下さい。」


うむ、素直でよろしい。


ゴブリンたちもこちらに気づいてたようだ。


1体がこっちに向かってきて、杖持ちが杖を掲げて呪文を唱えている。


まあいいや、俺の初戦闘(アリ戦を除く)の始まりだ。

鑑定で相手のステータスが出ないのは、作者であるカムイが「あれ、これマップのヤツと設定かぶってない?」と思ったからです。神(黒子)がサボった訳ではありません。

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