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神隠し――旅館に潜む怪

作者: 長月晶

以前、筆者が大学のサークルの肝試し大会で作ったシナリオを掲載します。そろそろ夏ですし。みなさん夏バテには気をつけましょう。

神隠し――旅館に潜む怪


 俺は小学校低学年のころに両親と一緒にN県にある古びた温泉旅館に泊まったという、うすぼんやりとした記憶がある。

 恐らくあれは秋の大型連休を利用して行ったものだ。母さんいわく、俺はなぜだかなかなかその旅館に行きたがらなくて、駄々をこねたらしい。その頃、父さんは若いのに肩凝りが酷くて、その旅館の温泉は肩凝りに効能があるとかいう理由で行くのを決めたとか。ディズニーランドとかそういうテーマパークなら行く気はするものの、温泉など幼い俺にはつまらなさの極みだったのだろう。

 親の心子知らず、ってことだ。



 今、俺は当時の両親と同じくらいの年齢になった。そして、ひょんなことからまたその旅館に足を運ぶことになった。

「日下部さん、日下部さん!」

「……は?」

 俺は日下部賢介――――寝ぼけた返事をした。これでも一端の警部だ。

「そんな運転してると事故りますよ!」

 そういえば、山道を運転していたのだ。昨日から寝不足で、俺の運転は初心者マークの人間以下だった。

「おー、やべぇやべぇ。すまん」

「全く……大丈夫なんすか……今日の調査内容を確認しますよ」 

 後輩で見習いの中山が助手席で溜息をつく。全く、真面目なんだよお前は……という俺は不真面目なんだがな。

「N県S高原に旅行した親子に、子供の失踪事件が相次いでいます。ここ1ヶ月で早くも5件発生。いずれの子供さんも行方不明のまま」

「……で、その全ての子供は今は潰れて侵入が容易になっているI荘に出掛けたまま行方不明になっているっつーこった……」

 林が奥まったところに、潰れた旅館・I荘が建っている。

 子供たちは、両親に「友達が出来たから遊びに行く」と行ってホテルを後にしている。彼らの親がどこに行くのか尋ねると、「林の奥にある潰れた旅館」だと答えたらしい。

 昨日、俺たちは国土地理院発行のこのS高原の地図を広げて、証言を元に協議した。そして、それはI荘のことを指していると推測された。

 奇しくもそれは、俺が幼い頃に両親と泊まった古い旅館だった。特に思い入れもなかったが、潰れたと聞いて何となくしんみりした気分にさせられた。

『この先、200m先右方向です』

 もう潰れた旅館だが、カーナビを古い機種に変えたお陰で何とかI旅館を目的地に設定することが出来た。

「お、見えてきたな」

 林が見える。恐らくあの奥に、目的の旅館はあるのだろう。

 もしかしたら、凶悪な事件かも知れない。最悪の事態を考えて、車内には重苦しい空気が漂う。

 車一台がやっと入れるくらいの細道……どうやら、あの旅館に続くようだ。カーナビの地図を見る限り、あの旅館に到着するためだけにあった道だろう。今はもう草が生い茂ってしまっている。

「気味が悪いな。草もぼうぼうで入れそうにねぇ……中山、ここで下りないか?」

「はい、そうですね」

 俺と中山は車を降りた。そして、あと150mくらいある草ぼうぼうの細道を歩き始める。



「あれか」

 古旅館はまだそこにあった。俺が行った当時でさえ老朽化していた建物は、まさか人を泊めるような場所には見えず、『I荘』と書かれた看板も擦り減って、取れそうになりギィ、ギィと緩慢な動きで音を立てていた。

 時間は昼過ぎで、そろそろ太陽が南中を迎えるころであるはずだ。それなのに、鬱蒼とした林の陰になり、薄暗い印象を与えた。

「入るか……」

 俺と中山は入口の小さい門に手を添えた。ギィ、と開いた。隣で中山が生唾を呑む気配がした。

「……空いているな」

 何の障害もなく、俺達は旅館の内部に潜入することが出来た。そうだ、入口は確かにこんな造りだったな。遠い記憶と一致させながら、俺は中を見渡した。

「電気はやはり通っていませんね」

 中山が電気のスイッチらしきものを見つけて押してみたが、点かない。

「懐中電灯はあるか?」

「はい」

「いや、まだ出さなくていい」

 古ぼけた旅館の割に広かったはずだ。調査には時間を要するから、暗くなったときに電池切れで懐中電灯が使えなくなっては困る。

 廊下が狭く感じる。大人になったからだろう……そう思いながら歩いていると、中山が後ろで素っ頓狂な声を上げた。

「ひぇっ!」

「どうした、中山」

「なっ……何かがありました……人形……?」

 中山が躓いたのは20cm弱の汚れた人形だった。もしかしたら、行方不明になった少女の持ち物かも知れない。両親に話を聞いた行方不明の少女のうちの一人が、出かけるときに人形を持って行ったという。

「押収しとこう……中山、手袋」

「はい」

 中山は指紋を付けるといけないので、透明な手袋を装着してから人形を手に取り、袋の中に入れた。

「他にも何か見つかりそうだな。注意して歩こう」

 俺と中山は歩みを進めた。もう少し奥には宿泊客のために用意された部屋があるはずだ。その中もくまなく調査せねばならない。

「……日下部警部?」

「何だ」

  中山が立ち止まる。一体どうしたというのだ。

「何か聞こえませんか……?水が漏れるような音です」


 ピチャ、ピチャ……


「確かに……雨漏りか?……いや、今は雨は降ってないよな……」

 気味が悪い。水の滴り落ちる音は、廊下の隅から聞こえてくるようだ。意を決して音のところへ近付く。こんなことでびくびくするようなら警部は務まらない。

「ここからだな……」

「不気味ですね……なぜでしょう」

 俺は天井の様子を確認する。


 バサバサバサバサッ!


「うっ……うわぁああ!」

「日下部警部!?どうしまし……うわっ!?」

「かっ……髪の毛!?」

 尋常じゃない量の髪の毛が、天井の穴から落ちてきたのだ!紛れも無く、それは人間の髪の毛であり、マネキンについていたりする人工物ではないようだ。

「……事件の臭いだ」

 俺は確信した。明らかに事件性を感じる。

「中山、押収してくれ」

「は……はい……く、日下部警部」

「なんだ、お前ビビっているのか、中山」

 中山の手は震えていた。

「はい、恥ずかしながら怖いです。しかし……この震えはそうではなく……」

「……?」

「寒いんです、とても」

「……は?まだ9月上旬だぞ?高原とはいえそんなことはないだろう……風邪か?」

「分かりません……急になんです。日下部警部は寒くないのですか」

「俺か?全く。ただ、ちっと怖いかな……」

 にへっ、と笑ってみた。こうでもしなけりゃ怖くてたまらないし、後輩にそれを感づかれちゃ格好悪い。

「先へ進むぞ」

「はい……」



 捜査は難航した。今まで見つけた手がかりは、人形と髪の毛と、落書き帳とぬいぐるみ、そしてミニカーだ。

 いずれも子供達が持っていたらしきものと一致する。しかし……肝心の子供達の行方は依然として不明のままだ。

「暗くなってきたな。中山、もう大丈夫か」

「はい……なんとか寒気は収まりました。ただ……日下部警部」

 中山は一際真面目そうな顔でこちらを見た。

「僕が今から言うことを、信じて下さいね」

「?あ、ああ……」

 俺は無意識に身構えた。中山がここまで真剣な表情を見せるのは、「まずい」状況にあるときだけだったからだ。

「僕には霊感があるんです。昔から……見えるんです」

「……へー、そうなのか」

「警部は……今回のことを、きっと殺人事件か誘拐事件だと思っていますよね?」

「ああ、そう思わざるを得ないだろう」

「僕には違う線が見えているんです」

「と言うと……ははっ、幽霊騒ぎか?」

 中山は急に眉間に皴を寄らせる。俺の軽い態度に不満を感じたのだろう。

「信じてませんね……?」

「いや、信じるよ。一つの可能性として……俺も幽霊が見える」

「そうだったんですか!?」

 そうだ、俄かには信じられないだろう。内心俺も驚いた。

「はい、ありがとうございます。僕には、今回の件は何かこの世界の外のモノが絡んでいる……そんな気がしてなりません……」

 中山は自らに確認するように頷いた。俺も思わず一緒に頷く。中山は続ける。

「警部。霊がこの世に迷い込むのは、黄昏れ時と言います。……そろそろ、来ます」

 誰そ彼。

 昔、行灯もない頃。暗くなったら道で会っても誰なのか分からなかった。人々は「あなたは誰ですか」、そう尋ねて歩いたという。

 俺はこの話を聞いたことがある。確かそれを教えてくれたのは――――旅館の宿主だった気がする。今思えば、なぜあんな話になったんだ……?


 ギィ……ギィ……


「なっ……なんだ!?」

 こんな話をした後だからか、妙な胸騒ぎがする。一体何が、向こうの扉を動かしたのだろうか……。

「!」

 見 え た。



 何かが、いる。日下部と中山は、微動だにせずにその方角を凝視する。

 よく見る。恐怖心を必死に払いつつ見る。日下部は昔から幽霊が見えるのに、恐怖心を拭い切ることができない。様子を見るに、それは中山も一緒だろう……。

 肩まで伸びたおかっぱの少女が、白い着物を着て、正しい姿勢で立っている。

 その少女は無表情だった。感情が読み取れない――――。

(う……動けない……なっ、中山は!?)

 どうにか眼球のみ動かして中山を視界に入れると、中山も同じ状態のようだった。

 そして、少女は口の端を上げた。


 ニタァァッ……


 笑 っ た。

「ヒッ……!」

 普通じゃない笑い方。形容しがたい不気味さだった。

 目はわざとらしく細められるが、笑っていない。口は大袈裟なほどにひん曲がり、見えた歯はお歯黒が付いている。張り付いた笑み。皺くちゃの婆さん。そういう表現がしっくりくるだろうか。

 少女から目を離したい。なのに、目が離せない。そういうジレンマに二人が悩まされ始めたとき、僅かに揺らめいていた少女の像は、ゆっくりと薄くなり始めた。

 その顔は依然として異常な笑みを浮かべたまま……ゆらゆらと、振れ幅が大きくなり――――消えた。

 どさっ

 日下部と中山は、その場にへたり込む。力が抜けたのだ。

「何だったんだ、今のは……」

 次の瞬間だった。


 ヒャヒャヒャヒャヒャ!アヒャヒャヒャ!


「うわあぁ!?」

「っ……やめろ!」

 思わず、耳を塞いだ。それはあたかも不随意の反射だった。さっきの少女なのだろうか……けたたましく嗤う。


 アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!


「警部っ……出ましょう!」

「その方がいいな……!」

 逃げるが吉。

 狂気としか形容できないような、壊れたスピーカーのように嗤うオト……身の毛が全て恐怖で逆立ち、彼等は本能的に感じた。

 これ以上いてはいけない!

 二人は走った。来た道を全速力で走った。肉食獣に追い回されるシマウマの気持ちが分かる気がした。


 …………!

 もう大分走ったはずだった。とっくに出口に到達してもよいくらいだ。


 しん……


「はあっ……止んだ……のか?」

「止みました……」

 二人は走ることを諦めた。同時に、謀ったように嗤うオトは止まった。

 あとには、違和感があるくらいの静謐が訪れた。日下部は中山と顔を見合わせる。嵐の前の静けさ。まだ安心できない、これは所謂嵐の前の静けさというやつだ、と交わる視線で確認すした。

 もう、外に出よう。自分が歩く音にすら一々反応してしまう。こんなに臆病ではなかったろうに。

 …………

 長々と続く回廊。懐中電灯で照らしたら存在が確認できる蜘蛛の巣。割れた窓、半開きのトイレのドア。

「日下部警部」

「……化かされたな」

 そう、彼らはずっと同じ廊下を歩き続けている。要するに、嵌められたのだ。

「子供達も……こんな風に?」

「分からん……しかし、俺達はなんとしてでも出るぞ」

「……はい」

「中山。辛気臭い顔をするな。奴らに付け込まれるぞ」

「はい!」

 中山は背筋を伸ばし、顔を上げた。そうだ、中山。それでいい。


 ガサッ……ガサガサッ!


「……!」

次は、何だ。日下部は振り返らない。振り返ると、黄泉の国から抜け出せない。歩みを進めるしかない。


 行きはよいよい、帰りは怖い。


 ズルッ……ズル、ズル……


 何かが、後を付けてくる。本当はもう発狂しそうだった。中山も、隣で日下部を頼りにしながら震えている。もう、だめかもしれない。取り殺される。

 いや、そんなことはない。

 日下部は自問自答を繰り返していた。


 ズル……ズル……


 何か来る。

「そうか、そんなに振り返って欲しいか。子供達をどこへやった」

 日下部はそう言った。言い終わると同時に、振り返った。もうここは、黄泉の国だろう。それでも、俺は帰ってやる。そう決意しながら。


ズル……ズルズル……


「……お前か」

 もう、恐れるものか。恐怖心が処理可能な限界値を超えて感覚が麻痺したのだろう、日下部は不敵に笑みを作った。こうでもせねば、怖くてやっていられない。

 日下部と中山の目に飛び込んで来たのは、黒い塊だった。それは、ヒトの形をしていない。


ズル……ズルッ……


 にじり寄る悪魔がそこにいた。日下部は目を逸らさない。先程のように、「逸らせない」のではない。「逸らさない」のだ。

 あれは、なぜここにいるのだろうか。何をしてほしくて、こうして俺達に近付いてくるのだ。

「け、警部」

「ああ」

 分かっている。何を言いたいのか。日下部にもそれは聞こえてきた。


 コドモガホシカッタ。

 ワタシノアカチャンヲソダテタカッタ。

 カワイイアカチャンヲウミタカッタ。


 そう、二人の耳には同じ物が聞こえていた。


 タスケテクレ、コドモガホシイ。


「お前は……子供が欲しいのか?」


 コドモ、ホシカッタ。

 ウメナカッタ。

 ユキヤマデ、ソウナンシタ。

 ソノママ、カエレナカッタ。

 クヤシイ。クヤシイ。


 黒い塊からは、たくさんの男女の声が聞こえた。複数の人間の未練の塊……そんな物のようだ。


「……日下部警部、ここの温泉……」

「……そうか、そういうことか」

 はっとした。

 調査で分かったことだ。ここの温泉は、肩凝りと……もう一つ効能があると聞いた。それは、「安産祈願」だ。それで昔から妊婦の宿泊が多かったそうだ。

「分かった……見えたぞ」

 冬場は、絶好のスキー場になるこのS高原。

 たくさんの妊婦がこの旅館に泊まりに来て、夫と共に雪の山道を歩いたに違いない。入り組んだ険しい山道で、遭難した若夫婦は昔から少なくはなかっただろう。

 そう……彼らは子供を産んで、育てることができなかったのだ。


 日下部は塊をまっすぐに見詰めた。

「子供達を返してくれ」


 イヤダ。

 ソレハデキナイ。

 コノコタチハ、カワイイ。

 セッカクテニイレタノニ。


「おまえたち。子供を雪山に奪われて辛かったろう」


 ツライ。タスケテクレ。


「なら……お前に子供を奪われたその子供達の両親は?どう思っているだろう?」


 …………


「おまえたちと同じ気持ちだ。とても辛い。分かるな?」


 ウルサイウルサイウルサイ!!


 ガタガタガタッ!


「ぐっ!」

「けっ……警部!大丈夫ですかっ」

 突然に辺りの物体が激しく揺れた。ポルターガイスト現象。


 ウルサイ!

 オマエニハワカラナインダ!!

 イキテノウノウトコドモヲソダテテイルヨウナヤカラニハ!


「だまれっ!」

「警部!?」

 日下部は怒鳴った……。ポルターガイストは止まない。足場はぐらついていた。

「おまえたちは、馬鹿だ!」


 ウルサイ!ウルサイヨーッ!

 ガタガタガタガタガタガタッ!!


 日下部は、静かな口調で語りだす。普段は破天荒な日下部が、珍しく穏やかな表情を見せた。

「落ち着け……おまえたちは、子供が欲しかったのだろう。なのに、雪山で遭難して夢は潰えた……。それを、こんな風に子供達を黄泉の国に奪い去ることで自分の子供のように扱い、成し遂げようとしている。さっき俺達が出会った少女もそうなのだろう?」


 ソウダヨ!ソレガドウシタッ!


「生まれ変わりを信じてみないか」


 …………


「生まれ変わって、もう一度赤ちゃんから始めて、成長して、恋をして、結婚して、子供を育てなさい。だめなのか」


…………


「おまえたちは不幸だ。だから、もう一度やり直して幸せになれ。そして子供達を返してくれ」

 黒い塊が何も言わなくなった。ポルターガイストは止んだ。日下部は、もう一押しだと思った。

「苦しみを分かってやれなくてすまない。だが……苦しみから解放される術は、こうして教えた。だめなのか?」


 …………

 グスッ……グスッ


驚いたことに、黒い塊は啜り泣きを始めた。中山は目が離せなかった。日下部は、姿勢を正して、毅然たる態度でそれを見詰めていた。


 グスッ……ウワアアァアアア!


「……!」

 日下部と中山は突然現れた閃光に思わず目を閉じた。

 しかし、何となく勝利の予感がしていた。瞼を閉じても、閃光は瞼の壁を押しのけて眼球に届いた。

 目を開けたとき、そこには何が広がるのか。



 翌々日、新聞には大きく見出しが載った。

 N県S高原の幼児児童行方不明事件解決――――まさかの幽霊騒ぎだった――――!

読んでいただきありがとうございました。

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