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prologue

ミーン ミーンッ。


「たくっ、うるせーなぁ〜。今年の夏もこうかよ。」


時は2053年 8月6日。最近発見され、一気に話題となった島、『兎島』。そしてボクはこの島が発見される何年も昔から兎島の存在を知っていた…


そして今年の夏ボクは

「恋」

をした。



カサッ カサッ

‘今まで聞いたことのない音がする。この島のここの地区はボクしか知らないはずだ。’そんなことを頭の中で交差させながら音のする方向へ近寄った。その瞬間屋根の上から何かが降ってきた。

「キャッ!」

ドン!小さな女の子だろうか…?その子は恥ずかしさなど気にもとめず水色と白の水玉模様のパンツをボクの顔にのせたまま

「てへっ☆」

と軽く笑った。

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