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第43話 アンクス ペイにて

新しい章に入ります。


忘れかけていた”ビスマルクの親衛隊”

 頭を抱え、何故か一言も発しない阿久津をどうしようかと波高が考えていた時・・・。


 アンクス ペイ郊外で、ビスマルク親衛隊の特別訓練が行われていた。


『オーガが攻めてきても守り通すんだよ!!』


シルダの声が響いている。波高たちが魔物剣の所有者の所有者を探しに行っている間、親衛隊を魔物が発生する郊外に連れていき、狩りをしながら鍛えていたのであった。


『お前たちの役割は、ブイを設置した後、発動するまでブイを守ることなのだ。失敗は許されないのだ!!』


ビスマルクから、ブイ設置の護衛訓練を指揮されたシルダは焦っていた。いや、焦りというより不安であった。


『あいつら いつになったら戻ってくるのだろう・・・』


インガスに向かった後の消息はほとんどない。シルダの仲間たちからの報告によると、ボンネヒルに向かったのまでは確認できたが、その後、行方不明であるらしい・・・。


『ジルダさん。大変です。手紙が・・・』

城から走ってきたのだろう・・・ふらふらになりながら、必死に走ってくる兵が見えた。


『何事』


シルダの問いに兵士は答えず、書状をジルダに手渡した。手渡した途端、倒れこむ兵士。


『しばらくそこで待ってろ』


とだけ言って、手紙を読んだシルダは


『全員撤収!!今から城に戻る』


と言って、訓練を中止させる。オーガと格闘中だった親衛隊の兵士が、慌ててオーガを切り捨て駆け戻っていった。


『おまえ、一緒についてこい』


手紙を持ってきた兵士に一言言ったジルダは勝手に歩き出す。親衛隊は後を追いながら、隊列を整えて行った・・・。


・・・


城に戻ると、親衛隊の兵士に待機指示をしてジルダはビスマルクのものに向かう。ビスマルクの執務室に着くと、


『中に入れ』


と聞きなれた声が聞こえてきた。


・・・


『というわけで、至急、準備に入ってもらいたい』


ビスマルクの指示した理由がわからないジルダは


『なぜ、そんなものが必要なのですか?』

『ウェブハイト様からの指示である。国王の了解も得た』

((ええええええ~))


ウェブハイト(波高)の指示で、国王が認めたものをビスマルクが指示している以上、断る理由はなかった。


『では、直ちに取り掛かります。でも1000m、幅30mの直線で轍のないように土を固めるというのは・・・なにに使うのでしょうか?』

『わからん。近日中に使うとだけ連絡があったらしい』

シルダの問いにビスマルクは答えた。


そう、インガスを出るとき、波高はビスマルクに手紙を書いて、冒険者ギルドに出向き、ビスマルクに手紙を届けるクエストを出していたのであった。


・・・


ビスマルク親衛隊は、まさか草原の整地作業をさせられるとは思わず、驚きながらも作業にあたった。結果、わずか3日で仮設の滑走路が完成したのであった。

滑走路の脇に小屋を建てて兵士に待機させた。何かあったら伝えるためである。


・・・


『暇だなあ~』


草原にできた滑走路脇に待機していた兵士は暇を持て余していた。毎日、滑走路に異常がないか確認した後はやることがないのである。

場外着陸場を作らせて・・・。日本にも阿蘇に城外着陸場があります。舗装されていない滑走路というのも中々・・・。

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