何故、テレビ○日の玉○徹氏は、カルロス・ゴーン被告を批判しないのか。
テレビ朝○、『モーニン○ショー』ではカルロス・ゴーン被告の日本密出国事件が取り上げられているが、何故、番組コメンテーターの玉○氏はゴーン被告を批判出来ないのか。
氏は何かとゴーン被告を庇う発言が目立つ。氏によれば、被告は窮地の日産を立て直した立役者であり名経営者。
そのような人物を精々170億円程度の不正横領で逮捕していいものか。
被告は日産自動車社内の権力闘争の被害者である。
それを主導した西川氏は4000万円もの不正な報酬を受け取っている。
検察審査会に立件されようとしているような人物が主導した東京地検の逮捕に何の正当性があるのか。
なるほと、氏は全面的に被告を擁護している。それは氏の意見であり、氏の所属しているテレビ○日の方針でもあるのだろう。
しかし、テレビ朝○はこれまで社を上げて格差問題を批判してきたのではなかったのか。
今回、カルロス・ゴーン被告が国外逃亡した費用は22億円と報道されている。
このような巨額の資金をどこから調達したのか。
被告のレバノン入国後の映像からして、被告がこの一件で資産を使い果たした様な素振りはない。
被告にとっては大した損失ではないという事だ。
まさしくグローバリズムの悪弊そのものだ。
市民や労働者に還元されるべき利益を自分の犯罪の為にばら蒔いて、自身はうまうまと逃げおおせ無実の罪を得意気に訴える。
その様な格差社会の悪を批判していたのはテレビ○日ではなかったのか。
ここにおいてはテレビ朝○や玉○氏は批判、いや非難せざるを得ない。
ゴーン被告を庶民から金を巻き上げ海外に逃げ出した犯罪者、ではなく日産を救った救世主としてしかいえない。
それは、如何にゴーン被告の犯罪行為がテレビ朝○の持つ反日思想に敵っているかということだ。
その反日行為、反日人物の称揚のためには社が培ってきた社会正義など塵芥よりも価値がないという事だ。
このような放送局の存在を許しているのは如何に日本人がテレビというものを神聖視しているか、という事である。
この様な事があっても日本人はテレビを視聴し続けるのだろうか。