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Consideration
「は?」
「すまない。だから、彼女を遠くへ行かせて欲しいんだ。」
「わかっ…た。」
「このことがバレたら、資金が貰えなくなっちゃうけど仕方ないね。」彼はそっと微笑んだ。
「私は彼女を送っていきます。なので、帰ってくるのがすごく遅くなるかもしれません。」
「わかったよ。ケータイ渡すね。何かあったら電話するから、使い方わかる?」
「いいえ。」
私は彼に使い方を簡単に教えてもらった。
私は彼女にそれを伝えるために、そとへ出た。
「さてと、これで彼女は大丈夫だろう。そろそろ、全ての吸血鬼君のデータがでるだろう。考察してくか。」
このデータはかなり興味深かった。ほとんど人間と変わらない。違いは羽と歯だけ。なのに何故あんな力や、飛べたりするのだろう。羽があっても飛べるわけではないし、そういえば吸血鬼が出現したと考えられるのが5世紀前くらい。人間から突然変異したのだろうか?
ゲノム解析もしないとな。
採取した皮膚片を特殊な機械にかける。
しばらくして結果がでた。
「人と全く同じ。」
つまり、遺伝子は関係ないのか。
もしかしたら、歯と羽がそうさせているのかもしれない。そう考えるのか1番妥当だろう。
私は論文を手に取る。そして、まだ読んでなかったページを読む。
読み進めた。
そして、
え?そんなことがあるのか?




