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sandowhitti
コンコンノック音が聞こえる。
「入っていいよ。」私は言った。
「やっぽー。ちゃんと休んでる?ちょっとさ、これたべてみてよ。」
彼はサンドイッチを渡した。
「血以外を食べるのは初めてなんだけど…」
そう言って私はサンドイッチにかぶりついた。
鉄の味はほとんどしない。匂いは嗅いだことあるけどこんな味なんだと思った。その刹那、頭に激痛が走った。なんだこれ、わたしは思わずかぶりついたサンドイッチを吐いた。
「ハアハア。ごめんなさい。」
「いいんだよ。美味しくないのかい?」
「いや。心が拒絶するっていうか、よくわかんない。」
「そっか。君には人と同じ生活を送って欲しいんだけどな。」
私は彼が言った何気ない一言がとても嬉しかった。
私は戻したサンドイッチを捨てて床を掃除した。
その後彼が
「実は言わなくてはいけないことがあるんだ。」
「何?」
「明後日、彼女を殺害する命令が入っている」




