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日常生活

 その日暮らし。


 その日暮らし。その日暮らし。その日暮らし。


 あたしは、相変わらずそんな生活を続けていた。


 唯一変わったことは、医療費がかからなくなったこと。その分を借金の返済に充てられるようになったこと。だけど、とてもじゃないけど人としてまともな暮らしをしているとは思えなかった。母は偉大だ、そう思うしかなかった。


 母があたしを産んだ歳は、とうに通り越した。あたしにも子どもがいてもおかしくない年齢だ。だけど、それどころじゃない。あたしが生きていかなきゃいけない。


 今日も今日とて、日が暮れるまでに終わるような軽い仕事をこなして、お役所の補助でタダで貰えるようになった魔力草たっぷりのスープを作って、おやすみなさい。


 うーん、あたしの明日は、どっちだ?

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