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アイテムボックスで成り上がり  作者: けんもも
第一章 建国編
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固有スキル

さて俺の方は、ああ、なに聞くんだったけ?

そうだ、イメージだな。

まてまて、イメージはバッチリじゃない?

そう言えば自分を鑑定する時って目を見れないけどそこはいいのかな?

まあステイタスオープン出来るぐらいだしね。

ともかく消費するスキルポイントが半端ない感じだし、ちょっと多めに飲んどくか。

10本分飲んだら気持ち悪くなった。

ポーション飲みすぎ。

一本30ccぐらいだから300ccぐらい。

大した量じゃない気分の問題だな。

で、ステイタスオープンの感じ。

情報がバッと広がる感じなんだよな。


頑張れ俺、頑張れ俺、頑張れ俺。

分析ができれば、物の生成がかなり楽になる。

あれ?でもさっきシャルが言っていた分析の情報って俺のアイテムボックスより低いよな。

俺のアイテムボックスとか分解、分析して合成までしてくれるし。

いやいや、そうでもないか、金貨の情報とか出てきたことないし。


腰に着けていたアダマンタイト合金のナイフをじっと見る。

ステイタスオープンだ、情報を見極める。

集中してると、後ろから視線を感じる。

夕食の準備が出来てテーブルで、待っててくれたようだ。


「あーごめん、考え事してた。」


「うん、大丈夫、私も考え事してる。」


何かミュールがオロオロしてる。

ん?何か気になるのか?


「ミュール、どうしたの?何かあった?」


「えっと、旦那様と奥様、何かあったのかと思いまして。さっき奥様が旦那様の元に行って、キッチンに戻ってきてから様子が変ですし、旦那様も御様子が。」


「あー大丈夫だよ。うーんとね、今、実験中なんだよ、俺もシャルも。そっか、周りから見たら変だよね。」


「えっと、本当に大丈夫でしょうか?私のことで何かあったとか?」


「ないない、ねっ、シャル。」


「えっ?何、ごめんね聞いてなかった。何?」


「ああ、俺達が愛し合ってるってこと。」


「な、何今さらなこといってるのよ、もうケンタったら。まあ本当のことだけど。」


「ねっ、大丈夫でしょう。」


「はい、よかったです。」


「何?何でミュールが出てくるの?」


「ミュールが俺達が喧嘩でもしてるって思ってたみたい。シャルがさっきから、うんうん唸ってるから。」


「えっ?唸ってないよ、ねっ、ミュール。」


「ええ、大丈夫です、奥様。」


「もう変なこと言わないでケンタ。じゃあご飯食べよう。今日はほとんどミュールが作ったんだよ。」


「それはおいしそうだな。じゃあ頂きます。」



その後楽しく夕飯を食べ、お風呂に入った後、夜の自由時間にまたいろいろ検討してみた。

若干スキルポイントが消費されてるんだよね。

やってることは無駄じゃないと思う。


ナイフを見つめる。

出てくる情報は解っている、さっきのシャルの話だと、名前、用途、攻撃値、成分の筈だ。こいつのステイタスをオープンさせる。

オープン、出た。



名前 アダマント合金のナイフ

用途 攻撃

攻撃力 650

耐久値 155550

成分 アダマンタイト80%、ミスリル20%、岩トカゲの目玉の粉

制作者 ドルグ


何?なんじゃこりゃー。自分を鑑定してみる。



名前 ケンタ・アマミヤ

種族 人族

年齢 22歳

職業 A級冒険者

LV  32

生命値 960

スキル値 17740

攻撃力 430

防御力 480

固有スキル アイテムボックス、鑑定

獲得固有スキル 光魔法、炎魔法、水魔法、嵐魔法、鉱魔法、魔力操作、空間感知、

        剣豪、短剣術、跳躍、鉄壁、剛力、魔法耐性、隠密、擬態(光学迷彩)、擬態(身体変化)、吸収、隠蔽

スキル なし

能力 統率、指揮、指導、回避、

補正 自動翻訳

レア装備 水晶の指輪、タイタンのズボン、タイタンのベスト



まずいろいろあるけど、消費スキルポイントが20000程かかってるよな。

あと鑑定ではあるけど、俺の場合、また固有スキルだ。

しかも、シャルの分析よりも上だな。

いずれにせよ、魔物から習得する以外にスキルを習得することが出来た。

この世界でのスキル習得の鍵は、スキルポイントと、習得スキルに対するしっかりした知識ってことだな。


こうなると魔力ポーション、マジ神アイテムだな。

というかアイテムボックスがマジ神スキルってことだな。

まあ神様から貰ったスキルだしな、神スキルってことだな。


問題はこのアイテムボックスも進化している感じなんだよな。

多分最初からここまでの能力なか様な気もする。

となると、他のスキルのようにスキル強化されて、更には上位変換するってことか。

その場合、消費スキルポイントが半端ないんだよな。

となるとスキル値をかなり上げてた方がいいってことだよな。


あと上位変換するための条件だな。

シャルの鑑定が上位変換したのは人物鑑定だけじゃなく、物品鑑定が必要だったってことだよな。

スキルの中に何項目かキーになる項目があるってことか?

それを踏まえると、魔法関係も上位変換していないのに何か理由がある筈だ。

あー攻撃と防御?

水魔法の防御は範囲魔法を使ってるけど、攻撃系では水魔法の範囲魔法使ってないなそう言えば。

待て待て、すると光魔法の場合は何だ?回復系なんだよな。あと浄化系。

その他に何に使えるんだ?浄化や回復、結界なんて言うのは防御系になるのか?

となると、光魔法の攻撃とかなんだ?

ああ、浄化というのはアンデッド何かに対する攻撃になるのか?

となると、回復、結界が光魔法の防御系、浄化は攻撃系って感じ?

光と言うと、ライト?目くらましとか?

まあ光球を飛ばすとかありかも知れないな。

こんな感じか。

光を作って爆発させる?

雷みたいな感じ?

そう言えば、雷属性ってないよな。


ちょっとだけ、迷宮地下15階に飛んで、実験してみた。

タイタンの間には魔物の気配はない。

この部屋全体が結界みたいな感じだよな。

ともかく、光球を作ってみる。

そのまま雷発生、あー音はしないんだ。

ピリピリする感じだな。

ってゲット、聖魔法になった。

上位変換だ。

スキルポイント500消費か。

水魔法は、範囲魔法っていると、ゲームで言えばウーターフローみたいに、ドバーって出るやつだよな。

そうだ、嵐魔法と組み合わせて、暴風雨魔法とか面白いんじゃない。

ってやばい、部屋中大洪水になる。

そう言えば、こういう消えた後ってサクッと消して。

おー氷魔法。

これで5属性、上位変換だな。

あと闇魔法か。

ダーク系の魔法は、ちょっと憧れるよな。

黒い霧とか、精神攻撃?イメージが固まらないし、今はパスだな。

家に戻ろう。

って、2階でシャル達が騒いでるけど、何があった?


「何?どうしたの?」


「ケンタどこいたの?探したんだよー。もう、馬鹿、馬鹿。」


「旦那様のお姿が見えなかったので、家中探しておりました。」


「ごめんごめん、ちょっと実験してた。心配かけてごめんね。」


「今度から出かける時にはちゃんと言ってね。」


「わかった。ごめんね、心配かけた。」


「うん、大丈夫、ケンタがいないとか初めてだったし、ちょっと焦った。」


そうそう、シャルやミュールを鑑定した結果、彼女達の固有スキルの項目や、能力値の項目も見れた。

この日の2人のステイタスはこんな感じだ。

アイテムボックスの中身が見えるとかヤバイ気もするけどね。

まあ個人情報丸裸だし今さらか。

俺自身のアイテムボックス項目はないんだよな。

まあこっちの世界の標準装備のアイテムボックスには何も入ってない状態なのかもしれないな。

詳しくは解らないけど。



名前 シャル

種族 猫族

年齢 17歳

職業 A級冒険者

LV  25

生命値 660

スキル値 12100

攻撃力 300

防御力 330

固有スキル なし

スキル 分析、魔法操作、火魔法、水魔法

能力 超味覚、料理、裁縫、交渉、剣術、跳躍、体術、隠蔽

レア装備 なし

アイテムボックス 貨幣、冒険者カード、中級回復ポーション(100)、双剣、バッグ



名前 ミュール

種族 兎族

年齢 16歳

職業 B級冒険者(奴隷)

LV  20

生命値 540

スキル値 3100

攻撃力 220

防御力 200

固有スキル なし

スキル 剣術

能力 超聴覚、料理、裁縫、跳躍

レア装備 なし

アイテムボックス 貨幣、冒険者カード、中級回復ポーション(100)、双剣、バッグ


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