表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/29

第十七話 レプスレポート2

この物語は、倉庫娘のサモナー道中記 本編 第七十七.五話のサイドストーリーになります。

先に本編 第七十七.五話をお読みになりますと、よりお楽しみ頂けるかと思います。

 お久しぶりです。レプスです。


 冬の間は静かだった主人が、春になったら急に元気になってとても迷惑しています。


 先日、初めて高い山に登りました。


 大水でもないのに、どうして高い所に登るのか。

 とても疑問でしたが、どうやら、薬の材料を探しに行くみたいでした。


 難しい事は解りませんが、普段は平らな地面か穴蔵しか知らない私にとって、山は、とても恐ろしい場所でした。


 まず、山では耳が良く聞こえなくなります。

 私たち兎の命とも言うべき耳が、何だかボワーッとなってしまうのです。


 これが、噂に聞いていた『妖精の耳打ち』なのかも知れません。


 高い所に棲む妖精がそっと耳打ちすると、私たちの耳が聞こえなくなると言う、兎の間では伝説の呪いです。


 ついに、私にも呪いが!?

 と、最初は少し慌てましたが、おじいちゃんから習っていた呪いの解き方で事無きを得ました。


 ですが、更なる恐怖が待っていたのです。

 何を思ったのか、主人は私をハーピィの巣に連れて行ったのです。

 しかも、行き先は言わないまま。


 まあ、私の強さの前に恐れをなしたのか、ハーピィたちは手出し出来ないみたいでしたけどね。フフン。


 故郷のお父さんお母さん、元気ですか?

 風邪など、ひいたりしてませんか?


 そして、弟たち。


 ハーピィには、十分に気をつけるんだよ?

 あと、お父さんやお母さんから呪いの解き方を習っておいてね?

 上手く出来ない時は、前足で鼻を摘まむと良いですよ!


 それでは、お身体に気をつけて。元気でくらしてください。


 ……追記。


 今の職場で、私にも後輩が出来ました。

 ですが、その後輩はハーピィなのです!

 しかも、私を食べようとするのです。


 常に死と隣り合わせの職場ですが、ボーパルバニーになるまで、私は諦めません!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ