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異世界人Vチューバーになる  作者: 石上 三歳


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オープニング 3 邂逅?

超巨人が拡大鏡(ルーペ)越しに巨大な眼を更に大きくして覗いて来る!!

多分皆《もう異次元過ぎて驚き過ぎて感覚がおかしくなった》のだろう。

私は乾いた笑いを、クレアは頬を引き攣らせながら、ヨーマンに至っては指を差しながら「怖えよ..怖えって..」と呟いている...


イヤ…ちょっと待て…機会(チャンス)じゃないの!!


「クレア!外部拡声器を最大出力で起動して!!!」


クレアの反応がない...恐怖に支配されてるのだろう。クレアの肩を押し退け外部拡声器を起動して音量(ボリューム)釦を最大値にする。


『こちら魔導強襲(アウラヴィル)戦艇(ファーレン)艇長セシル=クランドール大佐です!!』


名乗りを上げて聞こえたか?言葉が通じるのか?暫く様子を見る...


様子を見る...


様子を...


......反応無し!!!......


キラキラ眼を光らせてずっ……っと覗いて居る。


身体の大きさ(サイズ)が違い過ぎるからだろう。多分羽虫の羽音程度でしか音は響いておらず、これは耳元にでも行かないと聞こえないだろう。


どうしたものか考えていると突然聞き慣れぬ楽曲(メロディー)が大音量で響く!!!

その瞬間目の前の超巨人が慌てて音の方に駆ける!!!!


(さっき見せた優しさは何処いったぁぁーーー)


飛ぶ様に移動して着信端末を手に取る超巨人を振動に耐えながら私は恨めしく睨め付けてしまった。





着信音が鳴った瞬間スマホを手に取り即通話にでた。

思わず飛んだのは艦橋(ブリッジ)と思われる所に居た人達が両耳を押さえたからだ。

キッチンを背に小声で


「はい、石上です。」


と囁く。通話相手が『もしも〜し?声どうした?風邪?』と聞いてきた。


「永峯さんすみません、今取り込んでて後ほど折り返し連絡しますのでそれでも宜しいでしょうか?」


と聞き返す。


『締切分かってる?明後日よ?』と言われ「後は見直して送信するだけですので…」


と力無く返事する。


『…なるべく早くしてね…()()()()()‥過ぎてるんだからね!』


そう言って永峯さんは通話を切った。


振り返ってゆっくり戻り虫眼鏡を覗き込むと…


()()()()()()()()()()()()()()()()()!!!!!

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