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【神ノ槍】  作者: 黒崎蓮【原作:みなぎゆう】
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【第六話】生きる覚悟

 パチリ、何かの弾ける音でエルウィンの意識がわずかに呼び戻される。

 身体が怠い。まだ頭の中がぐるぐると回っているような脱力感が残っていた。

 ゆっくりと目を開けると、真っ暗闇の中に仄かな朱の光が灯っていた。すぐそこで誰かが火を炊いているようだった。


「起きたかエルウィン。どうやら俺たちは災難なことに船から放り出されてしまったらしい」


 振り向いた人物はヴァルハラだった。持っていた木の枝を弄びながら言った。

 船から放り出された。その言葉でエルウィンの脳裏に浮かんだ映像に身体が震えたように思えた。

 ‘あれ’はいったい何だったんだ?


「そして幸いなことは、さっき偵察に行かせた兵士によると、ここがスヴェント、パルテミア支部のある小島だってことだ。俺たちは目的地に着いたんだ」


 船のことは一言も言わずに話を進めるヴァルハラに違和感を覚えながらも、エルウィンは火から周りに視界を巡らす。明かりによってぼんやりと映し出されていたのは茶色い岩肌一色だった。おそらくここは洞窟の中なのだろうと推測をつける。


「日が昇ったら攻め込む。何人かこの島に流れ着いた兵士も残ってるからな」


 起き上がって再び辺りを見渡すと、鎧を脱いで軽装になった兵士たちが休息をとっていた。その中に、エルウィンが最も探している少女の姿は無かった。


「そ、そうだ。グングニルは?」


 少し頭の中に残っていた映像を振り払って聞いた。声に出た言葉は驚くほど掠れていた。


「ここにはいない。だがあいつも能力者だ。銃弾二発程度では死なんだろう」


 ヴァルハラは少しの間を置いて答えた。

 ——死なんだろう。

 いや、違う。本当はあんな怪我をさせる前に自分が戦うべきだった。

 例えそのために死んだとしても、剣を抜くべきだった。

 なぜ戦えなかった?

 力が無いからか?いや違う。ウィザードリキッドの効果で魔法が使えて、剣の心得は並み程度にはある。こんな力があって戦えないはずがない。

 決意が弱かったからか? いや違う。グングニルを守るためなら死んでも良いというくらいの固い決心をしたつもりだ。あの襲撃の直前でも。


 じゃあ、何だ?

 答えは見えていた。そう、‘あと一歩’のはずなのに。

 まるで、本当に‘あの時’がもう一度来たようだった。


「僕は、戦えない」

「何だって?」


 聞き返したヴァルハラにエルウィンは目を合わせることはできなかった。


「行っても、またさっきみたいにきっと剣すら抜くことができない。それに、どうしようもなく怖いんだ……。誰かを失うことが」


 最後の言葉はエルウィンがうずくまったために、小さくくぐもった。


「じゃあ、そこで丸まってじっと動かないでいるのか? 動かないと、戦わないとグングニルを守ることはできないぞ」


 ゆっくりと、重くヴァルハラの言葉が突き刺さっていく。

 そんなことは分かっていた。身が引き裂かれそうなくらいに。


「でも、前に進めないんだ! いざって時に助けるために差し出すはずのこの手は震えて! 大事な人は守れなかった! そのために死ぬ覚悟だってできていたのに! ……それに、グングニルはもう……」

「あきらめてどうする」


 ヴァルハラの一言は、エルウィンに最後まで言わせなかった。大きさは変わらなかったが、それくらいの語気の強さはあった。

 ヴァルハラのすべてを悟っているような目に、次の言葉を続けられずに、赤い炎が煌々とエルウィンの顔を照らした。


「僕にはね、昔、仲の良かった女の子が一人いたんだ」


 薪がパチリと鳴って、エルウィンは静かに語り出した。



*****



 その子の名前はイオナ。肩くらいまで伸びた黒い髪がとても綺麗な女の子で、近くに住んでいたから仲良くなったんだ。

 ただ無邪気に遊んでいた。

 ある日のことだった。ちょっと遠くに行ってみようってことになって、二人で街のはずれにある古くて使われなくなった建物に向かった。探検をしようっていうことでね。


「もう、エルったら怖がりなんだからさ、行こう」

「で、でも……」


 その時の僕は今よりも怖がりで、そびえ立つような建物を前にして足が震えちゃって動けなかった。

 そして本当だったら止めるべきだった。建物から夜な夜な怪しい声が聞こえるなんていう変な噂があったから、そもそも近づくべきじゃなかった。

 中に入って、イオナはちょっとずつしか進めない僕に反してどんどん進んで行ってしまった。


「待ってよイオナ、やっぱり帰ろう」

「ここまで来たんだから全部回るわよ!」

「怖いよ……」

「……ほら」

「え?」

「手、繋げば怖くないでしょ」


 怖がる僕にイオナは手をつないでくれた。とても暖かかった。普通は逆だよね。女の子が怖がる男の子のために手を貸すだなんて、こんなかっこ悪い話は無いよ。

 それからどんどんと進んで、曲がり角を曲がると半開きの扉があった。中からはうっすらと光が見えて、数人の低い声が聞こえた。


「イオナ……」


 やっぱり何かいたんだ。そう言おうとしたのをイオナが手で制した。

 探検気分だったイオナの顔もさすがに真剣なものになっていた。

 すき間から覗き込むと、大柄で髭面の男二人組が蝋燭の火を囲んで何やら話し込んでいた。


「帰ろう」


 イオナは静かにそう言ってもと来た道の方を向き、一歩踏み出した。

 バキリ、と何かが砕ける音がした。

 ただ木の枝を踏みつけてしまっただけなのに、とても大きく響いたような気がして、心臓が跳ね上がった。


「誰だ!」


 太くて野太い声が扉の向こう側から聞こえて、扉が乱暴に開くまでの時間はとても短かった。


「なんだ子どもか。……まぁ、売れないことはないだろ」


 出てきた髭面の男が何か呟いた。その声に対する恐怖心が原動力になって、イオナの手を引いて無我夢中で走り出した。

 その時が一番速く走った日じゃないかってくらいに。

 出口までもう少しってところだった。階段のところで急にイオナを引く右手が重くなった。振り向くと、イオナが男に襟首を掴まれていた。


「エル! 逃げて!!」


 最初から自分を身代わりにするつもりだったのかもしれない。だけどイオナは言いながら男の手から離れようと必死で抵抗していた。ランタンがその度に揺れて、イオナの苦しそうな表情と、男の無表情を交互に照らした。


「逃げて!!」


 僕は弾かれたように繋いでいた手を離してしまった。それから階段を転がり落ちるように降りていった。


「おい、あの子は良いのかよ。ここが知られたらまずいんじゃ……」

「いや、どうせもうここからはずらかる予定だからな。それに、女の子を見捨てて逃げちまう奴だ。家に帰って丸まっちまってるだろうな!」

「はっはっはっ! それもそうだな!」


 後ろでもう一人の男と話している声が聞こえた。ただただ怖くて、振り返ることができなかった。聞きたくなかった。

 すぐに雨が降り出した。大粒の雨ですぐにびしょ濡れになった。顔は涙なのか雨なのか、悔しくて悲しくて淋しくて、ぐしゃぐしゃになっていた。


「あなたのせいよ! あなたが……ちゃんと守っていれば!」

「やめないか! エルウィン君のせいじゃない。こんなに夜遅く出かけて行ったイオナにも責任があるし、それに……今はその男たちを探すのが先だろう」


 どうやって帰って、どうやって事情を説明したのか覚えていない。ただ呆然と立ち尽くして、慌てふためくイオナの両親を見ていただけだった。

 その後の捜索で、建物に残されたものから、イオナをさらって行った男たちが臓器販売人だという可能性が出てきた。あそこは奴らの隠れ家だったんだ。そして、イオナは結局見つからなかった。

 それから僕は毎日死んだように、あの建物に足を運んだ。いつかひょっこり帰ってくるんじゃないかなって思ってね。


「エルウィン、諦めなさい。あの子はもう……」


 そんな僕を止めて、現実を突きつけてくれたのは母親だった。

 そう。もう彼女は戻ってこない。悔しかった。僕はその時になってようやく、現実を受け入れて、その日一日泣きっぱなしだった。もっと力があればって。こんな悲しみを味合わないように強くなりたいって。

 朝になって、僕は決意した。

 毎年、帝都ルバヴィウスの兵士になるための訓練所の募集があるんだ。僕は身体を動かすことが得意じゃなかったから、そんなのには目もくれずにいた。

 でもその時は周りの制止も振り切って、ただ強くなりたいって思ったからそれに志願することに決めたんだ。


「エル、俺もついてくぜ」


 そんな僕をただ一人応援してくれた友人と一緒に、僕は帝都ルバヴィウスに渡った。


「もう、こんな気持ちは味わいたくないんだ」


 帝都行きの船の上で、あんなに決意したのに、予想以上の厳しい訓練は僕に音を上げさせるのに十分だった。

 もう一歩踏み切れないものがあったんだ。才能も無かった。僕はなんとか一年続けて訓練所を辞めた。

 友人には黙って出て行ってしまったから、今でも本当に悪いと思ってる。

 でも絶望の中にいるときに、ふと思いついたんだ。何も戦うことだけじゃないと。人を守るなら、薬を作る研究者になれば良いんだってね。立派な逃げ道だったよ。幸いにも僕は勉強はできたから、研究所の方ではすごく上手くいった。上司に才能を買われて良い職ももらえた。正直、僕はその場所に満足してしまっていた。

 逃げたことには変わらないんだ。

 あの時とまったく変わってなかったんだよ。


*****


「そのツケが、今回ってきたんだよね」


 エルウィンは語り終えて、再び顔を伏せてしまう。ヴァルハラは何も言わずに、ただエルウィンを見つめている。


「僕は失いたくない。怖いよ」


 エルウィンの声は掠れていた。


「お前は、グングニルが死ぬことじゃなくて、あいつを守ることで自分が死ぬかもしれないということを怖がっているんじゃないか?」


 しばらくあって、ヴァルハラがゆっくりと言った。


「そんなこと……!」


 後に続くはずだった否定の言葉を、エルウィン自信の心が止めた。


「お前はグングニルを守るためなら死ぬ覚悟があったと言った。だが現実はな、例え愛する人のためでも自分の命を投げ出すことは難しい。誰かのために死んでも良いなんて心の底から思っている善人は、たぶん一人もいない。皆お前のように、自分が死ぬかもしれないという恐怖が隣り合わせのはずだ」


 言われれば言われるほど、そんなはずはないという否定の気持ちは弱まって、心のどこかでヴァルハラの言葉にうなずいてしまう。


「今、お前に足りないものが何か、分かるか?」

「……」


 ヴァルハラの問いにエルウィンは黙したまま、真剣な表情を固く守っていた。


「生きる覚悟だ。グングニルが絶対に生きていると信じて、ただがむしゃらに生きる覚悟だ。生き抜いて戦う覚悟だ。お前がどうしても乗り越えられない‘恐怖’は、恐らく取り除くことはできない。だからそれを、重いかもしれないが、懸命に引っ張って一歩踏み出すんだ。死ぬ覚悟なんていらない。死んだらそこでおしまいなんだ。そんなもの、今ここで海に流しちまえ」


 頷きすぎて、俯いてしまっていた心が、自然に上を向く。同時に、エルウィン自身の顔も真っ直ぐにヴァルハラを見つめる。


 ——生きる覚悟。


その言葉が、エルウィンの心に深く、深く焼き付いた。


「僕に、剣を一から教えて欲しい」


 長い時間、沈黙だったにもかかわらずエルウィンの声はしっかりとしていた。


「俺のは帝都の訓練より十倍は苦しいぞ」

「十倍だろうと百倍だろうと、何だってやってみせる!生きて、もう一度グングニルに会うために!」


 もはや脅しは通じない目だと、ヴァルハラは感じて立ち上がった。


「残った兵士に告ぐ!今からこの新米兵士に剣を教える!猶予は今日限りだ。日が沈まるまでにこいつを一人前に戦えるようにする」


 ヴァルハラはまだ眠っている者もいる兵士たちに言った。


「い、一日?!」

「なんたってあんなヒョロっちい奴を……」

「あ―帰りてぇ」


 兵士たちは各々に何か言いながら立ち上がった。


「まずはウォ―ミングアップだ。手始めに腕立て千回!」

「え?!いきなりそんな……」

「できないのか。ここにいる奴らはみんなそれくらい朝飯前だぞ」


 ヴァルハラはそう言って集まってきた兵士たちに目配せする。


「お、おう……。楽勝ですぜ、そんなの」


 兵士の一人は目をそらしながら冷や汗を垂らしていた。ここにいる兵士たちはヴァルハラが直々に鍛えた者たち。厳しかったのであろう修行を思い出して頭を抱えるものまで現れた。


「……だぁぁあ!!もうやるしか無いだろ!だいたいこのクソガキのせいで今こんな目にあってんだよ!良いか?俺たちがすンばらしい手本を見せてやるから、下手したら首が無いと思えよぉ!!」


 ヴァルハラの視線に耐えられなかったのか、別の兵士は洞窟中に響く大声でエルウィンに言いながら、地面に手を付けて腕立て伏せを始める。それに続いて他の兵士も、ヴァルハラの視線に怯えているからなのか、同じ動作を始めた。


「は、はい!よろしくお願いします!」


 エルウィンは返事をして、両手と額を地面に擦りつけた。



*****



 薪が全部燃えきって、黒い塊になっていた。それを、顔を出したらしい朝日が、洞窟の入り口から照らした。

 受け身、対人の実践、複数人を相手にする時の対処法……。

 本来なら何年か時間をかけるべき訓練を、ヴァルハラが短縮した訓練によってエルウィンは一日でこなした。


「はぁ、はぁ。見た目とは違って、体力はあるようだな……。途中で倒れるだろうと思ってたのに、まさか最後まで付いてくるなんて」


 兵士の一人が息を切らしながら言った。


「あ、ありがとうございます……」


 エルウィンは礼を言いながら、これも自分の中にあるウィザードリキッドの影響なのだろうと予想をつける。自分でも分からなかった、‘魔法が使えるようになる’以外の効果——体力や筋力の強化もあるのだろうか。


「よくやったエルウィン。これから最後の訓練をする。息を整えたら声をかけろ」


 ヴァルハラは倒れこんでいたエルウィンに手を貸し、起き上がらせて言った。


「今から俺と決闘をしてもらう」

「えっ、決闘?」


 兵士から借りたのであろう長剣を持ってヴァルハラが言った。


「これで最後だ。俺はお前に船の上で、人を殺しに行くんだ。覚悟してくれと言った。あれはそのくらいの覚悟で臨めということだ。そして、いくら訓練で技術を磨いても、実戦で怖気付いてしまっては何の意味もない」


 聞いていたエルウィンの握っていた拳に力が入る。


「剣を持って戦うということがどういうことなのか教えてやる。かかって来い」


 ヴァルハラは言って、剣をだらりと構えた。


 ——剣を持って戦う。きっとこの戦いで分かる……!


 エルウィンも全身が震えそうになるのを抑えて、剣を抜いて上段に構えた。ヴァルハラの、適当に見えて隙の無い構えにエルウィンは攻めるタイミングを図る。


「はぁっ!」


 一声、気合を入れてエルウィンは地を蹴った。袈裟斬りは難なく弾かれるが、続けて二撃、三撃目を振るう。その度にヴァルハラは片手で弾き、また後ろに下がって避ける。


「ふっ」


 ヴァルハラは短く息を吐いて横に一閃する。軌道はエルウィンの頭を横一直線に通っていた。あと少しずれていれば、エルウィンの頭は頭蓋骨ごと吹き飛んでいた。そんな予想がすぐさまつけられるくらいに、ヴァルハラの斬撃は強力なものだった。

 エルウィンは地を再び蹴って、ヴァルハラとの距離をあける。


「こんなガキがヴァルハラさんに勝てるはずねぇよ」

「あったりまえだろ!勝てたら俺たちはとんでもねぇバケモノを育て上げちまったわ!」


 オーディエンスとして見ていた兵士たちの感想が耳を通り抜けていく。

その声と、自分の心臓の音がだんだんとはっきり聞こえるようになっていくにつれて、エルウィンは自分が無心でヴァルハラに切りかかっていたのに気づく。そこに恐怖も、迷いも無かった。


「剣を持って人を殺すということは、その存在を、生きる覚悟ごと消し去ってしまうことだ。恐怖や罪悪感を持つのは当たり前だ。だが、そうしなければ生き残れない、自分が殺されてしまう。そしてその向こうにあるものを得ることができない。だから俺たちは、例え他人の命を奪うことになろうとも、生きる覚悟を持って戦わなければならない!」


 言葉が鉛のように重くのしかかる。

 語っていくのを聞いていくうちに、今まで見えなかったヴァルハラの感情の一部分を見た気がした。


「そしてお前は俺を倒さない限り先に進めない。グングニルを助けることもできない……!」


 言い終えぬうちに今度はヴァルハラが斬撃とともに飛んできた。

 魔法の力も相まってか、重い一撃を何とか受け止める。袈裟斬りを後ろに飛んで避け、横一閃に薙ぎ払われた第二撃を、膝を曲げて避けた。


 ——今なら、狙える……!


 二撃目の空振りによってヴァルハラの胴体が空いた。瞬発力を利用すれば、このまま——。

 脚のバネを使って飛び上がろうとした瞬間だった。後頭部に凄まじい衝撃を感じて、急激に意識が遠のいていった。


「詰めが甘いぞ」


 最後にそんな言葉を聞いた気がして、エルウィンの視界が完全に真っ暗になった。


「な、何が起きたんだ?」

「いつの間にかヴァルハラさんが後ろに……?」


 兵士たちは皆、突然の出来事に開いた口が塞がらないといった表情をしていた。


「はぁ、まったく……。俺は何でこんなに必死になってたんだ」


 驚く兵士を尻目に、一筋流れる汗を拭いながらヴァルハラは呟いた。


「剣の腹と言えど鉄の塊だ。残っている者で応急処置をしてやれ」


 ヴァルハラはそう言って、倒れて動かないエルウィンを残して外に出た。ちょうど沈もうとしていた夕陽が、彼を照らした。

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