漫才 クッキング
二人 「どうもーよろしくお願いします」
ボケ 「最近ハマってるテレビ番組があるんですよ」
ツッコミ「へー、どんな番組なんですか?お笑い番組?」
ボケ 「漫才だからって常にお笑い番組見て勉強なんてしてないよー。僕が最近見てるのは料理番組」
ツッコミ「料理?君料理なんて興味あったんだね」
ボケ 「もちろんだよ。皆しってるよね。3分クッキングっていうやつなんだけど」
ツッコミ「あー、あの番組ね、知ってる知ってる」
ボケ 「3分で料理出来るって凄くない?僕とかカップ麺ぐらいしか無理やわ」
ツッコミ「カップ麺は料理違うよ。お湯入れた後の3分間、無の時間やないかい」
ボケ 「でもね、僕、5分間クッキングやったら出来ると思うんです!」
ツッコミ「5分でも中々難しいんじゃないの」
ボケ 「イケる、イケる。僕が作るのは」
ツッコミ「5分待つカップ麺やないやろな」
ボケ 「なんで知ってるの」
ツッコミ「そんな気がしましたよ」
ボケ 「あーツッコミさんのせいでボケが一つ無くなりました、あー怖い怖い」
ツッコミ「ごめんごめん」
ボケ 「じゃあ今から料理するからアシスタントしてくれる?」
ツッコミ「この流れでもまだするんか、まあいいわ。やりましょう」
ボケ 「はい、では。本日作るのは」
ツッコミ「本日の料理の紹介です」
ボケ 「片栗粉を使わない」
ツッコミ「片栗粉を使わない」
ボケ 「スープ」
ツッコミ「スープ?片栗粉を使わないスープってなんやろ。うーん、もしかして 天津飯のあんですか?」
ボケ 「ライス」
ツッコミ「来ました、ライス。これはもう天津飯に違いないよ」
ボケ 「ソース」
ツッコミ「は?」
ボケ 「片栗粉を使わないスープ、ライス、ソース」
ツッコミ「え?何それ。スープなの?ライスなの?ソースなの?いやソースってなんやねん」
ボケ 「あかんの?」
ツッコミ「あかんっていうか、そのソースでどないするねん」
ボケ 「全く君は、また僕の邪魔するの?ソースはソースや、ミキサーで粉々や」
ツッコミ「ええー!?謎の液体作るんですか?それが料理番組やったら視聴率最悪ですよ」
ボケ 「しゃあないな、わかった。別の料理にしましょう」
ツッコミ「次はまともな料理をお願いします」
ボケ 「本格派」
ツッコミ「真面目な料理かなー?」
ボケ 「刺身の」
ツッコミ「え?刺身って魚ですか?君に魚が捌けるとは思えませんが」
ボケ 「ライス」
ツッコミ「もう嫌な予感しますよ」
ボケ 「ソース」
ツッコミ「またソースだよ、またミキサーきたよ、終わりだよこんな番組」
ボケ 「本格派刺身のライスソース」
ツッコミ「何分で出来るねん?」
ボケ 「3分です」
ツッコミ「1分やろがい、やめさせてもらうわ」
二人 「どうもーありがとうございました」