『始めのご挨拶』
人生の恥、汚点も書いていく、書く勇気があればなぁ……と思っています。
ボクの文章は稚拙です。
ボクの書く内容も稚拙。
そのうえ、一人称はだいたい、“ボク”です。
だから勘違いされることが多いのだけれど、実際は若くはありません。
オッサンです。
オッサンに腰まで浸かってます。
いや、どっぷり頭まで沈んでいるでしょう。
そして、ジジイにも片足を突っ込み始めてます。
そんな、お年頃です(笑)
それで、そんな年頃になると、よくするようになる行動が、ふと過去を振り返ること。
「いろいろあったなぁ」と、過ぎ去った時間に、いろいろと想いを馳せるのです。
でもね、皆さん、騙されてはいけません。
この『いろいろあったなぁ』には、次の言葉が続きます。
「よく覚えてないけど」(笑)
そんなものなんですよ。
オッサン、そしてジジイになるって。
それで、とりあえず、いろいろと思い出してみることにしました。
つまらない小さなこと。
ボクの人生においては、大きかったこと。
どちらにしろ、他の人には、どーでもいいようなこと。
それに、書かなかった、小説のボツネタ。
そーゆー、いろんなこと。
どーでもいい話……では、あるんですけどね。
でも、皆さん、小説を書いていて思ったことは無いですか?
いろんな人の、エッセイを読んでみたい。
自分が知らない体験の、体験談を訊きたい。
それが物語や設定の発想のきっかけになったり、描く内容にリアリティを付け足せる力をくれるんじゃないか?って。
“#小さなリアリティ#”は、ボクの小さな提案で、小さな希望(要望?)です。
何か文章を書きたいけど物語が思いつかない人。
どーしても、1度は人に話したい経験のある人。
タイトルの前半に #小さなリアリティ# と付けて、綴ってみてほしい。
綴ってくれる人が続けばいいなぁ、って。
例えば、ボクは一人称小説をよく書くのですが、人生で骨折の経験がありません。
主人公に命懸けのバトルシーンをさせるとしたら、そのリアリティをどのようにして描けばいいか、悩みます。
そんな時に、「誰か経験者の話とか読めたらいいのになぁ」とか、よく思います。
逆にね、頭の毛を剃ったことの無い人には、“うっすらと伸びかけの、超 短い毛が曲がったりしなるだけの長さが無くて、シャツの細かい生地の目にそれぞれの先がくい込んで、Tシャツや下着のシャツを着ようとするたびに、首が“グキッ”って音を立てそうになるぐらい頭を後ろに引っぱられる”リアルって、訊いてみるまで想像しにくいと思うんです。
いろんな職業の、システム・考え方・よくあるトラブルのリアルとかも。
例えば……
ボクシングでは、よく縄跳びトレーニングしてますよね。
ドラマなどでも視たことありますよね?
フットワークの強化として。
キックボクシングのジムでも、縄跳びもやります。
でも、(ボクの通ったジムでは)軽自動車のタイヤ(ホイール無し)を寝かせて、その上に前後の足を45度の角度のスタンスにして半身で立ち、子ども向けの小さなトランポリンで遊ぶ時みたいな小さな跳躍を3分間続けるトレーニングの方がメインでした。
フットワークのステップ力(ふくらはぎの筋肉?)の強化と、キックボクシングの基本的構え(足位置・スタンス)を体に覚えさせる目的もあったようです。
こーゆーリアルって、発想力だけでは難しいように思います。
それに、ソープランドの店員と、ストリップ劇場の店員の、接客のスタンスの違い(まあ、店によって違うかも知れないけど)って真逆に近いって、すぐに想像できますか?
自衛隊の駐屯地の入り口の事務所(何か呼び名が正式にあったと思いますが)のイスの高さとか、初めて見た人は少し驚くと思います。
映画(特に洋画の)に出てくるような警備員の詰所のイメージだと、全然、違いますよ?
座り方も。
(理由は訊けませんでしたが)
そんな話が作品検索の時に“#小さなリアリティ#”と入力するだけで、いろいろや選べて、いろいろ読めたら、『なろう』の使い方(使いやすさ)も、いろいろ変わってくると思うんです。
参加(投稿)のし易さも。
そんな、小さな流れのきっかけになればなぁ……と、この連載を始めます。
暇潰しにでも、楽しんでいただければ、嬉しいのですが……。
よろしくお願いいたします。