夢日記 水の中
私は水の中で目を覚ました。このままでは溺れてしまうと思い、水面を目指そうとしたが、辺りは暗く頭上に月の光がぼんやりと見える。ここはどうやら水底であるようだ。そこまで考えた時に、私は自分が陸上で生活している時と同様に呼吸していることに気づいた。何故かはわからないがここでは溺れる心配はしなくていいらしい。私は何故ここにいるのかを考えた。身体が言いようのない焦燥感に包まれている。私は何かに追われていたのだ。逃げなければ。そう咄嗟に考えた私はこのまま水中にとどまっているのも危険だと思い移動することにした。私の横には私が逃げるときに使用したであろう車が沈んでいる。まずはこの車を隠さなければ。車は、私が持ち上げるといとも簡単に持ち上がった。持ち上がったことに私は少しも疑問を持たず、適当な場所に隠した。泳いで陸に上がると、そこは港の船着き場だった。私は友人に助けを求めようと歩き始めた。知っているような、しかし見たことのない道を、確信を持ちながら進んでいった。友人はすぐに見つかり、友人の車に乗った。私はそこで目を覚ました。