表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夢日記 水の中

作者: 柳葉魚太郎

 私は水の中で目を覚ました。このままでは溺れてしまうと思い、水面を目指そうとしたが、辺りは暗く頭上に月の光がぼんやりと見える。ここはどうやら水底であるようだ。そこまで考えた時に、私は自分が陸上で生活している時と同様に呼吸していることに気づいた。何故かはわからないがここでは溺れる心配はしなくていいらしい。私は何故ここにいるのかを考えた。身体が言いようのない焦燥感に包まれている。私は何かに追われていたのだ。逃げなければ。そう咄嗟に考えた私はこのまま水中にとどまっているのも危険だと思い移動することにした。私の横には私が逃げるときに使用したであろう車が沈んでいる。まずはこの車を隠さなければ。車は、私が持ち上げるといとも簡単に持ち上がった。持ち上がったことに私は少しも疑問を持たず、適当な場所に隠した。泳いで陸に上がると、そこは港の船着き場だった。私は友人に助けを求めようと歩き始めた。知っているような、しかし見たことのない道を、確信を持ちながら進んでいった。友人はすぐに見つかり、友人の車に乗った。私はそこで目を覚ました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ