表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【安定させるまでが大変】

掲載日:2015/08/23

世の中。

コンピュータ制御の流れは

食品を扱う工場にも押し寄せておりまして


学校を卒業したあと

最初に勤めることになりました

製茶工場にしてもそうでありますし、

話を聞きますと

そのほかの食品工場におきましても

数値制御されました

オートメーション化されたプラントが

各所で見られるのでありますが


そこで働かれているかたに

お話を伺いますと

決まって返って来る答えがございまして


それは何か?

と言いますと


【安定させるまでが大変】


とのことでありました。


お茶を例に挙げさせて頂きますと


まず大事なこととしまして

運びこまれる生葉が同じものでなければ

どうしようもなりません。


一定の条件を維持しながら作業を行い続けることが

コンピュータ制御により

自動化されました工場の強みでありますので


送りこまれる原料が

その都度異なるようなモノでありますと

コンピュータが

その都度。

判断を下しまして

調整することは出来ませんので

不揃いの荒茶が揉み上げられることになってしまいます。


故に原料となります

生葉は同じモノでなければなりません。

そのためには

生葉が育まれることになります

茶畑の管理が重要になってまいります。


次に

お茶

特に

生葉から荒茶にする工程におきまして

大事になって来ますのが

温度と湿度

でありまして

ここを間違えてしまいますと

出来上がりに悪い影響を及ぼす要因となってしまいます。


温度と湿度は

常に変化するものでありますので

その変化に対応しながらの

作業となります。


今はその辺りまで

コンピュータが把握されているのかもしれませんが


当時はまだ

そこまでの域には達していなかったように記憶しております。


故に

これは

製茶とは異なるところのかたの話なのでありますが


その日最初に出来上がる製品につきましては

機械任せではなく

作業者の『勘』

(経験と言ったほうが語弊がありませんか……)

に頼ることになるそうにございます。


と言いましたように

コンピュータ

と言うモノは

安定させるまでが大変である。

と言うことを


プロ棋士とコンピュータによります

将棋の対局を見ながら

思い出しておりました。


コンピュータは

相手玉への寄せが見え始めた局面に入ってからは

躊躇すること無く

一直線で手を進めることが出来る反面、


まだ選択肢が多岐に渡ります

序盤や中盤。

これまで経験したことの無い

定石を外されました場合

とんでもないことを仕出かしてしまうことが

コンピュータ側の弱点として取り上げられて来たことであります。


ただ進化は早いモノでありまして

コンピュータが

新たな序盤の定石を産み出すようなことがありましたり、


これまで

悪手

と思われていたことが

実はそうでは無かった。


などと言いました

これまでの常識を覆すような発見を

コンピュータがされましたり


何処まで行ってしまうのだろう?

楽しみとも

心配とも

思いながら

コンピュータと将棋について

眺めさせて頂いております。


追記としましては

プロの棋士とコンピュータとの対局が

重いモノにならないことを願っております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ