200文字小説 好き嫌い(200文字) 作者: うわの空 掲載日:2011/07/05 「またピーマン残して。好き嫌いしてたら、大きくなれないぞ」 「別に、大きくならなくていいもん。今のままでいいもん」 「またそんなこと言う。とにかくしっかり食べなさい」 「そういうお父さんだって、ニンジン残してるじゃない!」 「お父さんはもう十分大きいから、ちょっとくらい残してもいいんだよ」 屋根より遥かに高いお父さんは、豪快に笑いました。屋根瓦が吹き飛びました。 165cmの子供は、結局ピーマンを残しました。